斉藤和義、デビュー25周年を記念した全国ツアーを展開 日本武道館公演をWOWOWで10月28日独占放送

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「KAZUYOSHI SAITO 25th Anniversary Live 1993-2018 25<26 〜これからもヨロチクビーチク〜」

斉藤和義が今年デビュー25周年のアニバーサリーイヤーを迎えて、全国ツアー「KAZUYOSHI SAITO 25th Anniversary Live 1993-2018 25<26 〜これからもヨロチクビーチク〜」を開催。9月6日・7日の2日間に渡って東京・日本武道館公演が行われた。

その2日目、9月7日の公演もソールドアウトとなり客席は満員に。開演時間になり、大型ビジョンにこれまでの活動がわかるヒストリー映像が流れ、25周年のロゴが映し出されたところで「FIRE DOG」でライブがスタート。

今回のバンドメンバーは真壁陽平(ギター)、山口寛雄(ベース)、崩場将夫(キーボード)、河村吉宏(ドラム)。アルバム「Toys Blood Music」を引っさげての全国ツアーを一緒に回った信頼できるこのメンバーたちが、力強さを感じさせる演奏でバックから盛り上げる。

「Hello! Everybody!」「アゲハ」などのテンポ感のある楽曲から「tokyo blues」のようなブルージーな楽曲、自分も周りも大人になったんだとちょっぴり胸が切なくなる「真夜中のプール」まで、序盤から斉藤和義の軌跡が感じられる内容になっている。

ブルースやロックを感じさせる熱いステージを展開したかと思えば、「ウエディング・ソング」をアコースティックアレンジで聴かせるなど、その楽曲の幅広さを改めて感じさせてくれる。中盤では、11月30日公開の映画「かぞくいろ―RAILWAYS わたしたちの出発―」の主題歌「カラー」もいち早く披露し、ヒット曲「ずっと好きだった」「ベリー ベリー ストロング 〜アイネクライネ〜」「COME ON!」でさらにテンションを上げて本編が終了した。

アンコールではデビュー曲の「僕の見たビートルズはTVの中」、多くのアーティストにカバーされている名曲「歌うたいのバラッド」、終盤で♪ナ〜ナナと大合唱し会場が一つになった「月影」を歌い、ライブの幕が降りた。

メッセージ性の高い楽曲、遊び心満載の楽曲、ロックやブルースなどルーツを感じさせる楽曲、じっくりと聴かせるバラード、そしてユルイMCも含めて、斉藤和義の25年が凝縮されたライブとなった。この公演の模様は10月28日20:30からWOWOWで放送される。

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