Audiostock英語版をリリース、約15万点の音楽作品を海外へ販売

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音楽の使用権をオンライン上で売買できるサービス「Audiostock」を運営するクレオフーガは、Audiostockの英語版サイトを8月29日にリリースした。

登録クリエイター約1万組の、約15万点の音楽作品の販路を英語圏へ拡大することで、クリエイターのさらなる収益化を目指す。

2013年10月にサービスを開始した「Audiostock」は、2019年8月時点でBGM、効果音、ボイス、歌もの楽曲の4つのジャンルで、約15万点の作品を販売している。

これまで、作曲家やアーティスト、声優等、約1万組のクリエイターが制作した作品を、「音」を必要とする映像制作会社等の顧客約15,000社へ販売し、「音楽をつくる人」と「音楽を使う人」をつなぐ場所を提供してきた。

作品の利用用途として主要な「映像コンテンツ」の中でも、昨今は「動画広告」の国内市場規模が拡大しており、2024年には全体で4,957億円に達すると予想されている。

今後、第5世代通信技術(5G)の本格普及が始まる2020年より、ますます動画コンテンツの需要が増加し、それに伴い「音」のニーズも高まっていく見込みだ。

そんな中で同社は、Audiostock 英語版をリリースすることで英語圏へ販路を拡大。これまでに日本企業の製品の海外向けCMでも楽曲の採用事例があったことからも、当サービスの楽曲が海外においてもニーズがあることが分かり、海外展開決定に至ったという。

インドネシア現地でのCM放送で、Audiostock日本語版を利用されたことも紹介されている。
 

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