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ワーナー・ミュージック、第2四半期は17%増収 ストリーミング市場の成長が寄与

ビジネス 海外

ワーナー・ミュージック・グループ(WMG)は5月7日、第2四半期(2025年10月〜2026年3月)の売上高が前年同期比16.7%増の17億3,200万ドル(約2,720億7,400万円)となったと発表した。

加入者1人当たりの最低利用料引き上げと市場シェアの継続的な拡大に後押しされ、音楽ストリーミングの成長が加速したことが、売り上げ拡大に貢献した。純利益は1億8,100万ドルと1年前の3,600万ドルから大きく拡大した。

恒常為替レートベースでは、12.1%の増収。部門別に見ると、主力の音楽ソフトは13億8,000万ドルで実質12.7%拡大した。うち、デジタルはサブスクリプション(有料ストリーミング)が12.7%増の7億3,400万ドル、広告付き(無料ストリーミング)が10.2%増の2億2,700万ドルとなっている。フィジカルは1億3,700万ドルと18.1%拡大。アーティスト・サービス&エクスパンデッド・ライツは33.3%増の1億6,400万ドルだった。ライセンスは1億400万ドルと6.3%縮小している。

音楽出版は3億5,300万ドルと、1年前から実質9.6%伸びている。

(文:坂本 泉)  

榎本編集長

WMGの2026年第2四半期決算で目を引くのは、ストリーミング以外の領域も大きく伸びている構造だ。総売上高は17億3,200万ドル(約2,720億円)・前年比+16.7%だが、フィジカル(レコード・CD)が+18.1%、アーティスト・サービス&エクスパンデッド・ライツが+33.3%、音楽出版も実質+9.6%と、複数のセグメントが二桁成長している。サブスク有料ストリーミングの+12.7%を上回るペースで、非ストリーミング領域が伸びている計算だ。アーティスト・サービス&エクスパンデッド・ライツの+33.3%は、ライブ・グッズ・ブランド・タイアップなど「ストリーミング外で稼ぐ」事業の厚みを表す。ライセンスのみ-6.3%と縮小しているが、それを除けばWMGの収益エンジンは多元化が一段進んだ局面に入っている。

ライター:坂本 泉(Izumi Sakamoto)

フリーランスのライター/エディター。立教大学を卒業後、国外(ロンドン/シドニー/トロント)で日系メディアやPR会社に勤務した後、帰国。イベントレポートやインタビューを中心に、カルチャーから経済まで幅広い分野の取材や執筆、編集、撮影などを行う。

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