オリコン、25年4月~26年3月期は14%増益 今期は4%増見込む
オリコンは5月8日、2026年3月期の連結業績(2025年4月1日~2026年3月31日)を発表した。
当連結会計年度の同社グループの連結経営成績は、売上高が前連結会計年度比14億485万円増(28.6%増)の63億2,089万円となった。
費用面では、前連結会計年度と比べて、売上原価は主に広告事業の原価等の増加により10億4,970万円増(67.2%増)、販売費及び一般管理費はのれん償却費や人件費等の増加により2億1,360万円増(10.9%増)となった。
以上の結果、営業利益は前連結会計年度比1億4,153万円増(10.1%増)の15億4,375万円となり、営業利益率は当連結会計年度で24.4%となった。経常利益は同2億99万円増(14.4%増)の16億101万円。親会社株主に帰属する当期純利益は、新旭の連結子会社化で発生したのれんの減損損失を計上したほか、前連結会計年度に投資有価証券売却益及びモバイル事業を承継する子会社の全株式を同社グループ外企業に譲渡したことによる子会社株式売却益等の計上があったことにより同3億6,667万円減(37.0%減)の6億2,540万円となり、自己資本利益率は10.9%となった。
ニュースコンテンツの提供並びにWEBサイトの制作・運営・広告販売等を行うコミュニケーション事業では、「顧客満足度(CS)調査事業」と「ニュース配信・PV事業」を展開している。CS調査事業の売上高は、前連結会計年度と比べ8.8%増加。順調に契約先を獲得したことにより、商標利用・デジタルプロモーション(送客)の売上高は過去最高となった。ニュース配信・PV事業の売上高は、前連結会計年度と比べ8.8%増加。自社メディア「オリコンニュース」のセッション数及びバナー広告単価が前年と比べ増加し、タイアップ広告も増加した。外部メディア向けコンテンツ提供は、ニュース記事・動画ともに増収となり、3月単月の売上高が過去最高となった。以上の結果、コミュニケーション事業全体の売上高は、前連結会計年度比3億4,720万円増(8.8%増)の42億8,792万円、セグメント利益は同2億8,188万円増(11.8%増)の26億7,337万円となった。
音楽ソフト・映像ソフト・書籍のマーケティングデータを提供するオンラインサービス「ORICON BiZ online」を中心に、同社グループが保有するエンタテインメント関連データを活用したビジネスを展開するデータサービス事業では、売上高は前連結会計年度比177万円減(0.3%減)の6億9,210万円、セグメント利益は同184万円減(0.7%減)の2億5,900万円となった。
広告企画制作を中心に、広告イベント等の企画運営事業等を展開する広告事業では、新旭の2025年2月から2026年1月までの経営成績を同社グループの連結経営成績に取り込んだ。大型スポーツイベントの企画運営による収入が寄与し、当連結会計年度の売上高は13億230万円、セグメント利益は7,855万円となった。
2027年3月期の連結業績については、売上高が65億円(当連結会計年度比2.8%増)、営業利益が16億4,000万円(同6.2%増)、経常利益が16億6,000万円(同3.7%増)、親会社株主に帰属する当期純利益が10億5,000万円(同67.9%増)を見込んでいる。
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