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オリコン、25年4月~9月期は21%増益

ビジネス 音楽業界

オリコンは、2026年3月期第2四半期(中間期)の連結業績(2025年4月1日~9月30日)を発表した。

売上高は、コミュニケーション事業とデータサービス事業が前年同期比で増収となり、広告事業は新旭(4月期決算会社)の2025年2月から7月までの売上高を取り込んだ結果、全体では前年同期比4億5,650万円増(19.5%増)の27億9,923万円となった。

費用面では、売上原価は前年同期比2億3,288万円増(29.8%増)、販売費及び一般管理費は人件費等の増加により同1億2,549万円増(13.4%増)となった。

以上の結果、営業利益は前年同期比9,813万円増(15.6%増)の7億2,663万円、営業利益率は26.0%となった。経常利益は同1億2,781万円増(21.4%増)の7億2,577万円、親会社株主に帰属する中間純利益は、前年同期に比べて投資有価証券売却益が減少したことにより同532万円減(1.2%減)の4億4,764万円となった。

ニュースコンテンツの提供並びにWEBサイトの制作・運営・広告販売等を行うコミュニケーション事業では、「顧客満足度(CS)調査事業」と「ニュース配信・PV事業」を展開している。CS調査事業の売上高は、前年同期比で11.7%増加。商標利用およびデジタルプロモーション(送客)の契約が増加し、ビジネスが好調に推移した。ニュース配信・PV事業の売上高は、前年同期比で12.6%増加。自社メディア「オリコンニュース」におけるセッション数および広告単価が前年同期と比べ増加し、タイアップ広告も増加した。外部メディア向けコンテンツ提供は、ニュース記事や動画による収入が増加した。以上の結果、コミュニケーション事業全体の売上高は、前年同期比2億2,325万円増(12.1%増)の20億7,201万円、セグメント利益は同2億1,853万円増(20.2%増)の12億9,820万円となった。

音楽ソフト・映像ソフト・書籍のマーケティングデータを提供するオンラインサービス「ORICONBiZ online」を中心に、同社グループが保有するエンタテインメント関連データを活用したビジネスを展開しているデータサービス事業では、売上高が前年同期比469万円増(1.4%増)の3億4,598万円、セグメント利益は同130万円増(1.0%増)の1億2,990万円となった。

広告企画制作を中心に、広告イベント等の企画運営事業等を展開している広告事業では、新旭の2025年2月から7月までの6か月の経営成績を同社グループの当中間連結会計期間の連結経営成績に取り込んだ結果、売上高は3億5,932万円、セグメント利益は876万円となった。

通期の業績予想は、5月8日に公表したものを据え置いた。

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