エムアップHD、24年4月~24年6月期は経常利益12.2%増

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エムアップホールディングスは8月14日、2025年3月期第1四半期の連結業績(2024年4月1日~2024年6月30日)を発表した。

当第1四半期連結累計期間における売上高58億3,700万円(前年同四半期比32.9%増)、営業利益8億7,000万円(同11.2%増)、経常利益は8億8,200万円(同12.2%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は4億7,600万円(同10.7%増)となった。

第1四半期連結累計期間におけるコンテンツ事業に係るファンクラブ・ファンサイト事業等の売上高は42億7,200万円(前年同四半期比30.1%増)。コンテンツ事業に係るEC事業の売上高は6億700万円(同53.8%増)、コンテンツ事業全体の売上高は48億8,000万円(同四半期比32.7%増)、サーバー代や人件費などのコストの増加によりセグメント利益は7億9,200万円(同6.2%増)となった。電子チケット事業の売上高は9億5,200万円(前年同四半期比35.1%増)、セグメント利益は2億780万円(同31.7%増)となった。

上記2つのセグメントに属さない、主にキャラクターグッズやアパレルなどが含まれるその他事業の売上高は400万円(前年同四半期比52.4% 減)、セグメント損失は1,200万円(前年同四半期は1,000万円のセグメント損失)となった。

2025年3月期の見通しは、売上高200億円(前年同期比7.7%増)、営業利益34億円(前年同期比20.3%増)、経常利益34億円(前年同期比18.6%増)、親会社株主に帰属する当期純利益18億円(前年同期比21.5%増)を見込んでいる。

当第1四半期連結累計期間については、前期3月に獲得、開設した大型アーティストのファンクラブに牽引され、また新たなファンクラブの開設と既存ファンクラブの会員獲得も好調であったことから、引き続き有料会員数が大きく増加したことで、売上高は業績見通しに対して高い進捗率となっている。事業基盤となる有料会員数のベースが上がっていることから、今後についてもこのトレンドが継続するものと想定している。

今後も新たなファンクラブの開設も予定しており、また、韓国ファンプラットフォーム企業との合弁会社による新規サービスの開始や、中国でのファンクラブ展開も順調に進んでいることから、業績予想については今後の事業動向を踏まえて適宜見直していく方針であると伝えている。