チケミー、4月より大阪支社を設立 関西圏の事業者との取り組みを加速

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チケミーは、4月1日より新たに大阪支社を設立する。大阪をはじめとする関西圏への進出により、関西圏の事業者との取り組みを加速させる。

TicketMe(チケミー)は、モノや権利を「チケット」として自由に売り買いすることができるサービス。商品の受け取りや、イベント参加の確定前に「チケット」をTicketMe内外のNFTマーケットプレイスで自由に二次流通することができ、二次流通時の利益の一部は一次販売者に還元される仕組みとなっている。

同社が大阪支社の設立と関西進出を発表した背景には、関西圏の経済の活性化への寄与と、事業者特有のニーズに対応したサービスの提供を目指したいという、強い思いがあるという。

関西圏は、その豊かな文化、歴史、そして経済活動において、日本国内で唯一無二の独自の地位を確立している。特に、大阪はエンターテインメント産業や金融業界が盛んであり、同社はこれらの業界における新しいチャンスを探求し、経済の更なる発展に貢献することを目指している。

この進出は、同社が提供するサービスの単なる地理的拡張だけでなく、関西圏内の企業や事業者特有のニーズの掘り起こしを起点に連携強化を始め、新たなビジネス機会の創出を意図している。同社のサービスは、イベント入場券やアーティストグッズなどの需要が高いが供給が限られている商品の取り扱いを特徴としており、これらを通じてエンターテインメントと金融の日本における中心地である大阪で、市場の透明性を高め、ファンとアーティスト、またはイベント主催者との間でより公平な価値交換を促進することを目指している。

また、今回の大阪進出の決定は、大阪府市が推進する国際金融都市の取り組みが大きく関係している。大阪府市の進める取り組みが、金融とエンターテインメントの融合による新たなビジネスモデルの開発や、国内外の投資家との連携による会社の規模拡大に大きく寄与するだろうと伝えている。

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