河合楽器製作所、23年4月~12月期は経常利益18%減

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河合楽器製作所は2月14日、2024年3月期第3四半期の連結業績(2023年4月1日~2023年12月31日)を発表。売上高は前年同期比7.4%減の599億3,400万円、営業利益は同25.9%減の27億7,000万円、経常利益は同18.0%減の33億6,700万円、親会社株主に帰属する四半期純利益は同15.2%減の21億1,700万円となった。

楽器教育事業は、「Shigeru Kawai」をはじめとするグランドピアノの販売においては前期に引き続き国内で好調に推移したが、中国の経済活動の鈍化や巣ごもり需要が一定の落ち着きを見せたこと、物価の上昇に伴う消費者マインドの悪化などにより、売上高は497億1,500万円(前年同期比45億8,100万円減)となり、材料費の高騰などにより営業利益は21億1,400万円(同5億7,100万円減益)となった。

素材加工事業は、自動車関連部品の受注が減少したことなどもあり、売上高は72億8,600万円(前年同期比7億3,800万円減)となり、営業利益は6億1,000万円(同4億500万円減益)となった。

その他の事業は、医療機関向けIT機器販売の受注増加などにより、売上高は29億3,200万円(前年同期比5億6,200万円増)となり、営業利益は9,100万円(同4,600万円増益)となった。

2024年3月期の連結業績予想は、2023年11月9日に公表したものを据え置いた。

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