ソニーグループ、23年4月~6月期の⾳楽分野は大幅な増収増益 通期上方修正

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ソニーグループは8月9日、2024年3月期第1四半期の連結業績(2023年4月1日~2023年6月30日)を発表した。

⾳楽分野の売上⾼は、主にストリーミング売上の増加や為替の影響により、前年同期⽐16%と⼤幅増の3,582億円となった。営業利益は、増収の影響に加え、持分法適⽤会社の連結⼦会社化による再評価益60億円の計上などにより、前年同期から124億円と⼤幅増の734億円となった。調整後OIBDAは、前年同期から82億円増の829億円となった。映像メディア・プラットフォームの利益貢献は、当分野の営業利益の1割弱となっている。

2023年度通期の音楽分野の見通しについて、主に為替の影響により、売上高を1兆4,900億円(4月時点の見通し1兆4,100億円)、主に為替の好影響や第1四半期に計上した従来持分法で会計処理されていた会社の連結子会社化による再評価益により、営業利益を2,800億円(同2,650億円)、主に為替の好影響により、調整後OIBDAを3,350億円(同3,250億円)と、それぞれ上方修正した。

ストリーミング売上は、ドルベースで、⾳楽制作が12%増、⾳楽出版が18%増と、引き続き伸⻑している。

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