UUUM、22年6月~23年5月期は減収減益 24年5月期は黒字浮上の見通し

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UUUMは7月14日、2023年5月期の連結業績(2022年6月1日~2023年5月31日)を発表した。

当連結会計年度における同社グループの売上高は230億8,738万円(前連結会計年度比2.1%減)となった。動画コンテンツにおいて長尺の再生数比率が下降傾向、一方で収益化が黎明期であるショート動画の再生回数は大きく伸長しているものの、アドセンス収益としては現時点で不安定であること等を受けて、アドセンス売上が減少。また、広告出稿抑制及びマーケティングにおける案件の多様化を原因として、マーケティング事業が苦戦したことにより、減収となった。

利益面では、P2Cブランドの棚卸評価損を売上原価に計上したことや、租税公課の追加計上を行ったこと等を受けて、営業損失は1億9,585万円(前連結会計年度は営業利益9億7,139万円)、経常損失は1億5,045万円(前連結会計年度は経常利益10億270万円)となった。また、同社が保有する投資有価証券について投資有価証券評価損を特別損失に計上したことにより、親会社株主に帰属する当期純損失は10億5,326万円(前連結会計年度は親会社株主に帰属する当期純利益4億4,832万円)となった。

2024年5月期の見通しについて、連結売上高は、国内外での広告事業の拡大を織り込み、240億円~247億円と予想している。連結営業利益は、売上成長に沿った売上総利益の増加を見込む一方、販管費の抑制を行うことで4億円~7億円とし、親会社株主に帰属する当期純利益は1億5,000万円~4億2,000万円と予想している。

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