DeNA、東京・要町にオンライン配信を目的としたスタジオを開設

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要町スタジオ外観

ディー・エヌ・エー(DeNA)は6月20日、オンライン配信・収録拠点とすることを目的とした「要町スタジオ」を東京・要町に開設すると発表した。

要町スタジオは、用途の異なる3つのスタジオ、4つの控室、事務局機能など多目的に活用できるオペレーションルーム、ラウンジなどを完備。

最大規模のスタジオAは広さ約270m2を誇り、Virtual Production(VP)に対応している。天井高は約3.8mあり、電動昇降式の照明兼美術トラスを備える。トラックを搬入口から直接スタジオ内まで乗り入れることができるため、大型の舞台造作もスムーズに対応可能。

スタジオBは広さ約87m2で、出演者6名規模の配信をコンパクトに実施する場合に向いている。スタジオセットの組み替えができ、フォーマルなビジネスシーンの配信からカジュアルなエンターテインメント番組まで幅広く利用できる。

そして、スタジオCはクロマキー型のVirtual Production(VP)に特化したスタジオ。カメラトラッキングや精密な照明設計に対応しており、自然でリッチな表現が可能。また、控室・ラウンジは、出演者やクライアント、パートナーなどが利用できる控室が4室あり、控室内やラウンジに備わるモニターには、独立したカメラ映像やスタジオの様子などを自由に投影できる。

DeNAは、スマホゲームの開発・イベント運営やマーケティング、および、スポーツビジネスでの実績を元に、2019年4月にeスポーツ事業を立ち上げた。また、そこで培われたオンライン配信やコンテンツ企画制作のナレッジを活かすことで、eスポーツ大会のみならず、様々な事業・パートナー様・お客様のマーケティング、記者発表、決算発表等、多様なオンラインイベントを運営してきた。

今後は、要町スタジオの開設によって更に幅広いジャンルでのオンライン配信やコンテンツ企画制作力を、より高いクオリティとユーティリティで提供可能になることで、企業様が抱える情報発信やイベント運営にまつわる課題の解決に積極的に取り組んでいくとしている。

なお、スタジオの利用を検討する企業に向けて、スタジオの概要や活用例を紹介する説明会を7月10日15:00よりZoomにてオンライン開催する。

要町スタジオ概要

場所:〒171-0043 東京都豊島区要町2-16-11 1F・2F
総面積:877.26㎡
天井高:1F:3.8m、2F:2.7m
スタジオ数:3スタジオ(A:269.63㎡、B:86.84㎡、C:98.14㎡)
控室:4室 ※その他スペースも利用可能

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