コルグ、Live Extreme最新版Version 1.10をリリース 高音質バイノーラル・プロセッサー「HPL」を標準搭載

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コルグは、インターネット動画配信システム「Live Extreme」の最新版となるVersion 1.10をリリースした。アコースティックフィールドが開発した高音質バイノーラル・プロセッシング技術である「HPL(Headphone Listening)」が標準搭載される。

HPLエンコーダーを内蔵したことにより、外部入力されたステレオやサラウンド音声から、内部でバイノーラル音声をリアルタイムに生成し、ライブ配信できるようになった。これにより、視聴者は特別なソフトウェアなしに、ヘッドホンでもスピーカー再生のような音の定位感を得ることができるようになる。

さらにLive Extreme Encoder version 1.10では、音声の入力チャンネル数を従来の8から12に拡張し、最大7.1.4chの音声入力に対応。HPLエンコーダーとの組み合わせにより、ヘッドホンで視聴可能な立体音響の配信が可能となる。

また、Live ExtremeのHPL対応を記念して、Live Extremeが常設導入されているRITTOR BASEにて、6月19日21:00(配信開始20:50)より無料ライブ配信イベントの開催も決定。このイベントでは、HPL開発者であるの久保二朗氏(アコースティックフィールド)とコルグ・スタッフによる技術解説、Black Boboiやmillenium paradeのメンバーとしても知られる、シンガーソングライターermhoiによる生演奏に加え、TESTSETの砂原良徳がLive Extremeのために制作したオリジナルの立体音響(5.1.4ch)作品「Surround Speaker Test」が初公開する。

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