フェイス、22年4月~23年3月期は経常赤字転落 今期は黒字浮上へ

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フェイスは5月12日、2023年3月期の連結業績(2022年4月1日~2023年3月31日)を発表した。

同社グループの当連結会計年度の業績について、売上高は前期比0.9%減の151億7,700万円、営業損失は1億8,300万円(前期は営業損失9,200万円)、経常損失は1億4,800万円(前期は経常利益1億3,600万円)となった。また、親会社株主に帰属する当期純損失は繰延税金資産を取崩したため、4億2,100万円(前期は親会社株主に帰属する当期純損失3億3,300万円)となった。

プラットフォーム事業においては、携帯電話向けコンテンツ配信においてキャリア公式サイトサービスの売上減少や、ライブ配信サービスの公演数減少、小売業向けポイントシステム運営プラットフォームにおいて既存加盟店向けポイント発行が減少したことにより、売上高は前期比19.1%減の21億5,000万円、セグメント損失は2億3,600万円(前期はセグメント損失700万円)となりました。

コンテンツ事業は、エンタテインメント市場における回復の兆しをうけ、所属アーティストの活動増加、音源使用にかかる売上の回復、また通販限定の企画商品の売上増加などにより、売上高は前期比3.0%増の130億2,700万円、セグメント利益は前期比81.8%増の4億3,300万円となった。

2024年3月期の見通しについては、売上高は161億円、営業利益は3億500万円、経常利益は3億円、親会社株主に帰属する当期純利益は1億円を予想している。

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