THECOO、22年1月〜9月期は赤字幅拡大 通期予想を下方修正

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THECOOは11月11日、2022年12月期第3四半期の業績(2022年1月1日〜2022年9月30日)を発表した。

当第3四半期累計期間の売上高は30億5,240万円(前年同期比24.4%増加)、営業損失は1億7,050万円(前年同四半期は営業損失5,907万円)、経常損失は1億6,815万円(前年同四半期は経常損失6,022万円)となった。また、繰延税金資産の取り崩し等、法人税等調整額を計上したことにより、四半期純損失は2億491万円(前年同四半期は四半期純損失6,483万円)となった。

Fanicon事業の売上高は17億6,734万円(前年同期比31.3%増加)、セグメント損失は2億5,553万円(前年同四半期はセグメント損失9,470万円)となった。

法人セールス事業の売上高は12億8,505万円(前年同期比16.1%増加)、セグメント利益は8,502万円(前年同期比138.6%増加)となった。

2022年12月期の通期業績予想は、最近の業績動向を踏まえ、売上高を従来予想46億円から42億円(前期実績34億8,200万円)、営業利益を同4,200万円から△2億5,000万円(同△1億円)、経常利益を同4,100万円から△2億5,000万円(同△1億1,900万円)、当期純利益を同4,900万円から△3億円(同△1億900万円)に下方修正した。

2月10日の業績予想発表後、新収益認識基準の適用等により、2022年12月期第1四半期からFanicon事業における一部の売上高(チケット、個別アプリ等)をネット計上に変更したことを主要因として、売上高は前回発表予想を4億円下回る見込みとなった。コスト面は、期初に想定していた商品ミックスと比較して、比較的利益率の高いサブスク外(特にポイント購入)売上高の伸び率が予想を下回ったことによる売上総利益の低下の影響が約6割、また、上期に計上した大型ファンクラブの獲得費用をはじめ、その他多様な要因が重なり販促費等の増加が予想を上回ったことが約4割影響し、営業利益は、当初の計画を下回る見込みだ。

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