ソニーミュージック、リラクゼーション・アプリ「life image」をグランド・ローンチ 「image」シリーズの音楽を再提案

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リラクゼーション・アプリ「life image」UI

ソニーミュージックよりリリースされ、シリーズ累計350万枚のセールスを記録しているリラクシング・ミュージック・コンピレーションの代名詞「image」シリーズから生まれたリラクゼーション・アプリ「life image」がグランド・ローンチされた。

このアプリは、四半世紀近くソニーミュージックがリリースしてきたリラクシング・ミュージック・コンピレーション「image」シリーズのノウハウを生かして、リラクゼーション・アプリとして新規開発したもの。「聴く音楽から効く音楽へ」をコンセプトに、今まではユーザーが能動的に聴く「アルバム」という単位だった「image」シリーズの音楽を、ライフスタイルをケアするリラクシング・アプリで「ユーザーに寄り添う音楽」として再提案する。

機能はごくシンプル。Apple MusicまたはSpotify Premiumと連動して、「睡眠」「リラックス」「集中」のテーマを選び、再生を押すだけ。するとユーザーに最適なリラクゼーションの音楽のプレイリストをアプリのAIが再生する。ユーザーが楽曲に「like」「dislike」の評価をすると、アプリのAIがユーザーの好みを学習し、より好みに近いプレイリストが都度提案される仕組みとなっている。

「life image」で再生される音楽は「image」シリーズの音楽。葉加瀬太郎「情熱大陸」やゴンチチ「放課後の音楽室」などのシリーズを彩ってきた名曲の数々に加え、作曲支援プログラム「AMADEUS CODE AI」を用いて作成された「life image」用の新たな楽曲500曲、また波の音や鳥のさえずり等の心和ませる自然音が再生される。「life image」は、これらの膨大な楽曲を独自のアルゴリズムで再生、ユーザーをリラックス、集中、快眠に導いていく。

アプリは無料で、広告掲出もないが、機能の全てを楽しむには、Apple MusicもしくはSpotify Premiumどちらかの有料アカウントが必要となる。いずれのアカウントもないユーザーも、曲数は限られるが最小限のアプリの機能を楽しむことができる。

10月22日・23日にはJ-WAVEのテクノロジーと音楽の祭典「J-WAVE INNOVATION WORLD FESTA 2022」(イノフェス)が東京・六本木ヒルズとオンライン配信で行われ、「life image」が正式出展された。会場に設営された体験ブースには魔法のソファ「Yogibo」を設置。数多くの来場者がアプリを体験し、花王「めぐりズム」のサンプリングも実施され賑わいを見せた。

またイノフェスには、「image」シリーズのアーティストとしてヴァイオリニスト宮本笑里が出演した。六本木ヒルズ・アリーナでのライブに加え、トークショー「睡眠の質を高める音楽のチカラ」にも登壇。「life image」の監修を務める白濱龍太郎医師と共に、睡眠と音楽のマリアージュに関してトークを行った。イベント最後には来場者が花王「めぐりズム」を体験しながら宮本笑里のヴァイオリン生演奏を鑑賞するアトラクションも設けられ、会場が安らぐ時間となった。

今回の「life image」のグランド・ローンチに合わせて、アプリ公式のInstagramも公開された。また、様々な形で多ジャンルのエンタメとのコラボ・イベントも実施中で、これまでに行ったイベントの様子をYouTubeで閲覧できる。

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