UUUM、21年6月〜22年2月期は経常利益25.9%増 通期予想を上方修正

UUUMは4月14日、2022年5月期第3四半期の連結業績（2021年6月1日〜2022年2月28日）を発表した。

同社グループは新たなクリエイタ－の獲得や育成、クリエイタ－を活用したプロモ－ションビジネスの拡大など、事業基盤の強化に努めるとともに、グッズ、チャンネル運営、ゲームといった事業の更なる拡大にも注力してきた。しかし、新型コロナウイルス感染拡大の影響により、同社主催のオフラインイベントが実施できなかったことなどによる影響を受けた。

収益認識基準の影響を除いた売上は前年比111%と増収を達成し、内アドセンス以外の売上高は前年比122%と引き続き大きく伸長した。クリエイターサポート（グッズやブランド等）は、四半期で過去最高の売上を更新。また、オフィスの一部返却や生産性の向上により販管費の増加を抑制、営業利益は前年比149%を達成した。

以上の結果、当第3四半期連結累計期間において、売上高169億3,219万円（前年同四半期は174億5,088万円）、営業利益5億9,449万円（前年同期比27.7%増）、経常利益5億9,730万円（同25.9%増）となり、親会社株主に帰属する四半期純利益は3億6,571万円（同23.7%増）となった。

2022年5月期の通期連結業績予想は、売上高を2021年10月14日発表の従来予想186億円〜219億円から225億円〜245億円（前期実績244億8,800万円）、営業利益を同5億円〜8億3,000万円から8億円〜9億3,000万円（同8億1,500万円）、経常利益を同4億8,000万円〜8億2,000万円から8億1,500万円〜9億4,500万円（同8億5,500万円）、親会社株主に帰属する当期純利益を同2億5,000万円〜4億7,000万円から4億9,000万円〜5億7,000万円（同5億4,900万円）に上方修正した。