AWA、音声ライブ配信の利用による楽曲再生回数への影響を調査

ビジネス レポート

AWA(アワ)は、昨年12月に音声ライブ配信機能とギフティング機能「応援メッセージ」の正式提供を開始。提供開始以来、すでに40組以上のアーティストによって、音声ライブ配信を利用した「ラジオ配信ラウンジ」が開催されている。また、開催アーティストの楽曲再生回数が、ラジオ配信ラウンジの開催前に比べ、上昇していることが今回の調査で分かったとのこと。

ラジオ配信ラウンジとは、AWAで配信している9,500万曲以上の音源を自由にバックグラウンドで流しながら、リアルタイムで音声をリスナーに届けることができるLOUNGEだ。開催者は、音声配信することで、チャットのみの配信と比べ、リスナーやファンとの深い交流や、臨場感のあるコンテンツを提供することができるようになった。

妖艶でドラマチックな世界観を展開するzonji、ネオ・トーキョーミクスチャー・バンドINNOSENT in FORMAL、シンガーソングライターの上野大樹など、インディペンデント系のアーティストを中心に40組以上のアーティストが、音声ライブ配信機能を利用して、ラジオ配信ラウンジを開催している。開催したアーティストからは、“一緒に音楽聴きながら、歌詞を見ながら話せるのは、ありそうでなかった画期的な体験”、“リスナーのリクエストで僕らも音楽を知れるのがいい”など、感動の声が上がっており、参加したユーザーからは、“ラジオ感覚で楽しい”“生放送の弾き語り貴重”“声聞きながら正規音源聴けるの嬉しい”などと、多くの喜びの声が届いているという。

今回、アーティストの開催前と開催後の再生回数とアーティストのお気に入り数を調査した結果、ほとんどのアーティストで開催前の月と比べて再生回数、お気に入り数が大幅に上昇する結果となった。ラジオ配信ラウンジを開催することにより、まだアーティストのことを知らないユーザーに、楽曲はもちろんのこと、メンバーの人間性、バンドの特徴など、多くの情報を知ってもらうことができ、新たなファンの獲得につながっていると考えられる。

1月も、世界で注目される日本人アーティストAmPm、埼玉秩父のロックバンドmabuta、都会的な音楽を放つTokyo Theoryなど、多数のアーティストが新たに配信を開始している。

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