ツイキャスが音声SNS機能を強化、最大101人の会話を10万人規模で一斉視聴可能に
モイは5月26日、同社が運営するライブ配信サービス「ツイキャス」にて、配信者が「ホスト」となり、最大100人までの「リスナー」が参加して会話を配信できる新機能「ツイキャス・コール」をリリースしたと発表した。
若年層を中心に毎日同時に数千人以上の配信が行われているツイキャスでは、通話アプリ等を介して複数人が一つの配信に参加し、にぎやかな会話の様子を視聴者に見せるスタイルが一つの配信方法として定着している。通常、こうした配信を行う場合は、事前に通話アプリ上でコンタクトを取ったり、音声を配信に乗せるためのツール設定を行うなど、煩雑な準備が必要だった。
ツイキャス・コールは、最大同時100人までが1つの配信に音声で参加し、ホストや他の参加者(リスナー)と会話できる機能で、視聴者は「ツイキャス・コール」モード中のライブ配信でリクエストを送り、ホストに承認されると音声で参加することができる。ホストは、いつでもスピーカーの募集と停止を行うことがきるので、配信スタイルに合わせて会話に参加できるリスナーを自由に選択することが可能だ。
ツイキャス・コールは、PC、iOS、Androidの全プラットフォームに対応。ブラウザ配信はもちろん、OBS などを利用したツール配信・超高画質配信でも利用することができる(現在のところ、iOS、Android版からは「参加」のみ行える。iOS、Android版「ツイキャス・コール」の「ホスト」機能は、近日公開予定)。
ツイキャス・コールの音声データは、配信サービスならではの超高音質かつ低遅延で伝達されるため、円滑なコールアンドレスポンスが可能。また、発言する人の音声に合わせて画面上のアイコンがぴょこぴょこと動く「コールUI」を搭載することで、視聴者はいま誰が話しているかを直感的に理解することができる。これにより、視聴者と直接対話したり、視聴者参加型のイベントを行うなど、よりインタラクティブな配信が気軽に行えるようになる。
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