世界ゆるミュージック協会、ソニーやヤマハと歌のおにいさん チーミーによるオンライン合奏の実証実験を実施

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世界ゆるミュージック協会「いきなりクリスマスコンサート」

世界ゆるスポーツ協会から発足した世界ゆるミュージック協会は、12月21日に國學院大學附属幼稚園にて、リモートによる子供たちとNHK Eテレなどで活躍中の歌のおにいさん チーミー によるオンライン上の新しい合奏体験の実証実験を実施した。

この「いきなりクリスマスコンサート」では、ソニーネットワークコミュニケーションズの高速インターネット回線「NURO光」を活用し、ソニーが開発している“あたかも同じ空間にいるかのような”コミュニケーションを実現するテレプレゼンスシステム「窓」、そしてヤマハが展開している、小さなタイムラグでリモート合奏できるサービス「SYNCROOM」の参加により、オンラインでつながるリアルタイムなコミュニケーション空間を実現した。

さらに、ソニー・ミュージックエンタテインメントのEdgeTechプロジェクト本部が、ソニーセミコンダクタソリューションズのSPRESENSE、ソニー・グローバルエデュケーションのロボット・プログラミング学習キット「KOOV」などと開発した、誰でもすぐに演奏できる「ゆる楽器」を使った新しい合奏体験を園児たちに提供。オンラインビジネスにおけるリアルなコミュニケーション空間への「窓」がまた少し開いたことが実感できた実証実験となった。

参加関係者からのコメント

チーミー

こんなに(遠く離れていても)スムーズにやりとりできることにちょっとビックリしました。いままでも(オンラインで)一緒に歌おうみたいなことはやったことはあるんですが、やっぱり一拍ずれるんですよね。(今回は)タイムラグがほとんど感じられないなくて、一緒に空間を共有しているなという印象を受けました!

ソニーR&Dセンター 阪井 祐介氏

「あたかも同じ空間にいるような」自然なコミュニケーションを目指すテレプレゼンスシステム「窓」。ゆるミュージックと連携した素敵なX’masパーティ、遠隔ライブセッション、最高でした!

ヤマハ

各社の技術を組み合わせることで、園児たちでもプロミュージシャンとの合奏をオンラインで楽しめる、という新たな価値が生まれたことを嬉しく思います。SYNCROOMとしても新しい発見ができた良い機会となりました。

ソニー・ミュージックエンタテインメント EdgeTechプロジェクト本部 MXチーム

高速インターネット回線とテクノロジーの力で幼稚園児でもスムーズに合奏できることが証明できたのは大きな一歩だと思います。あたりまえじゃないことを、あたりまえのように見せることが実は一番難しいことだとイベントを通じて感じました。

ソニーネットワークコミュニケーションズ

高速通信で映像と音声をリアルタイムに届けることで、「離れていてもつながれる」ことを園児たちに体感してもらうことができました。音楽と技術を通して距離の壁を越えることができ、新しいつながりの可能性を感じることができました。

ソニーセミコンダクタソリューションズ

「SPRESENSE」を使って、このような素敵な楽器を作っていただき「SPRESENSE」の新しい一面を引き出していただけたことに感謝しています。また、楽器を通してこのような楽しい空間を過ごせたことに大変嬉しく感じました。

ソニー・グローバルエデュケーション

「KOOV」を使っての、他の楽器と合わせたセッションは初めての試みとなりましたが、園児たちが楽しく合奏に参加し、新しい可能性を垣間見ることができました。オールソニーのテクノロジーで、これからも新しい形の学びを子供たちに提供できればと思います。

國學院大學附属幼稚園

園児たちは、初めて見るゆる楽器に興味津々で触れ、リズムを感じて「特別なクリスマスコンサート」に参加しました。映像がきれいで、「窓」の中のチーミーさんとハイタッチをしようとするなど微笑ましい様子も見られ、リアルタイムなやりとりを、とても楽しんでいました。

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