ヤマハのリモート応援システム「Remote Cheerer powered by SoundUD」が「2020年度グッドデザイン賞」を受賞、1984年から37年連続291件目

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ヤマハのリモート応援システム「Remote Cheerer powered by SoundUD」が、日本デザイン振興会が主催する「2020年度グッドデザイン賞」を受賞した。

「グッドデザイン賞」においては、2017年のカジュアル管楽器「Venova」の大賞受賞をはじめ、1984年から37年連続、合計291件目の受賞となる。いずれも、「INTEGRITY:本質を押さえたデザイン」「INNOVATIVE:革新的なデザイン」「AESTHETIC:美しいデザイン」「UNOBTRUSIVE:でしゃばらないデザイン」「SOCIAL RESPONSIBILITY:社会的責任を果たすデザイン」という5つの要素で構成されるヤマハ デザインフィロソフィーが具現化・具体化されたもの。

リモート応援システム「Remote Cheerer powered by SoundUD」は、ケガや入院、子育て、遠方での開催など、さまざまな理由から会場に足を運ぶことができない人でも、会場にいるファンやサポーターと一体となって、声援を現場に届けられるように開発されたシステム。

専用サイトにアクセスし、スマートフォンなどからボタンをタップすることで、会場に設置されたスピーカーを通じて、さまざまな声援を現場に音で届けることができる。これまでに、野球、サッカー、プロレスなどのプロスポーツ、音楽ライブなど、幅広いシーンで活用が進められている。

今回の受賞では、新型コロナウイルス感染症の影響が懸念される状況下で役立つ技術であるという点のみならず、移動が制限される人々へのサポートとして活用できる点、比較的小規模のイベントでの活用も想定できる点など、通常時においてもライブイベントで広く役立つシステムであることが高く評価された。

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