エフエム東京と博報堂DYMP、オンデマンド音声ビジネス領域における協業を開始

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エフエム東京と博報堂DYメディアパートナーズは、オンデマンド音声ビジネス領域において協業し、組織的連携を図ることで合意した。

昨今、海外では、いわゆるポッドキャストと呼ばれるオンデマンド音声サービスが広く利用され、巨大な市場になっている。特にアメリカでは利用者は1億人、それに関わる広告費は800億円を越える規模までになっている。一方、日本においては、市場規模はまだわずかだが、国内外の多くのプレーヤーがオンデマンド音声サービスに次々に参入してきており、今後の市場の成長・活況が期待されている。

エフエム東京と博報堂DYメディアパートナーズは、日本市場においていち早くオンデマンド音声サービスを提供する独自のプラットフォーム(「JFN PARK(現・AuDee)」「ラジオクラウド」)をそれぞれ立ち上げるなど、様々なトライを続けながら、この市場におけるビジネスモデルを模索してきた。

今回の協業においては、両社の持つ強みをかけ合わせ、オンデマンド音声コンテンツの企画開発・制作・販売・仕入れ、両社の持つプラットフォームや広告開発・販売の連携などを推進していくことで、オンデマンド音声ビジネス領域での業務拡大を図り、市場拡大の可能性を探索していく。

なお、具体的な取り組みとしては、以下を予定している。

  • オンデマンド音声コンテンツを主軸とした、ビジネスモデルの開発を両社の連携により推進
  • 広告主のブランドに貢献する「ブランデッドオーディオコンテンツ」の共同企画・制作・セールスを実施
  • 「BRAND VIEW ADS」(博報堂DYメディアパートナーズが有する、次世代型広告配信システム)を活用した、両社が持つデジタルオーディオアドの連携、配信
  • 広告会社のクリエイターと、放送局のクリエイターがコラボし、これまでにない世界観のコンテンツを創造。また、大手出版社等、外部企業との協働による新しいユーザー参加型のコンテンツ等を年内に配信予定

また、今回の協業をきっかけとして、当該領域に関係する様々な企業とのネットワークを広げ、それらの企業と協力して、日本におけるオンデマンド音声ビジネスと音声聴取文化の拡大に寄与していきたいと考えているとのこと。

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