AWA、大型アップデートで4つの画面をフルリニューアル

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AWAアップデート

定額制音楽ストリーミングサービス・AWAは、6月18日にiOS、Android向けアプリの大型アップデートを実施した。

今回のアップデートでは、好きな音楽との出会いをさらに加速させるべく、「人の知見」「感性」「熱量」を組み合わせ、レコード店の店員からコアな音楽の魅力を聞いたり、友人と共通のアーティストで熱狂したり、人が音楽についてリアルに語り合う、昔ながらの体験をデジタルでリプレイスするような体験を目指し、音楽体験の面白さを追求。

今回、音楽との出会いを加速させ、より使いやすくするために、「FOR YOU(旧DISCOVERY)」「FOCUS」「TRENDS」「GENRE/MOOD」のトップページのUIをリニューアルした。また、「FOR YOU」と「GENRE」の2画面に関しては、新機能を追加している。

DISCOVERYから名称を変えたFOR YOUでは、過去の視聴やAWAでの行動を元に、プレイリストだけでなく、アーティスト・アルバム・曲単位でのおすすめを加え、より一人ひとりにフィットしたリコメンドを実現。コメント機能による、第三者の情報をきっかけとした新しい音楽の発見を促進し、まだ聴いたことのない音楽との出会いはもちろん、1年前に聴いていた曲などをリコメンドすることで、過去に好きになった音楽の再発見も可能になった。さらに、AWAオフィシャルライターなど、音楽家たちが書く解説やおすすめポイントといった第三者による情報を押し出すことで、様々な音楽の再生を後押しする。

GENREでは、ユーザーが好きなジャンルや興味のあるジャンルの音楽をあらゆる視点から楽しんでもらうために、これまでプレイリストでの音楽探索のみだった画面から、ジャンルのおすすめアーティストやヒットチャートを確認できたり、他のユーザーが注目する音楽をコメント機能を通じて楽しむことができるように変更されている。

AWA CXO 冨樫 晃己氏コメント

AWAが考える新たな音楽の届け方

日本ではAWAを含め、2015年から徐々に普及していった音楽サブスクリプションサービス。楽曲数は6,500万曲と、今や世界中の音楽が手軽に再生できるようになりました。その反面、膨大な音楽があるからこそ、限られた時間で心地よい体験を求めるようになり、今まで聴いたことのない音楽に対しては、「たくさんの人に聴かれている」「流行っている」など、一定の信頼値を得ないと再生されにくい一面も出てきております。

しかし、音楽は音そのものを聴いてこそ良さがわかるものであり、「聴かず嫌いをしていたが聴いてみたら良い曲だった」という会話がされることも珍しくありません。また、従来では、カセットテープやCD/MDに録音した音楽を友人同士で貸し合うことで新しい音楽と出会う体験があったように、人に教えてもらった音楽は、信憑性が増し、再生ハードルが低くなることも多くあります。

そこで、世界中の素晴らしい作品をより多くの人の耳に届けたいという思いから、今回のAWAのメジャーアップデートでは、プロの音楽家や世界中の音楽通のおすすめポイントを、その音楽とセットでお届けすることにより、聴いてみようと思えるきかっけを増やし、多くの人に新しい”好きな音楽”と出会ってもらえるようにしました。

これまでのユーザー作成のプレイリストはもちろん、今回追加した、第三者の知見・感性・熱量を加えた新たなリコメンドで、すべての音楽を出会うべきすべての人の耳にお届けいたします。

AWAは今後も新しい音楽との「出会い」と「再会」を快適に楽しめるようなサービスを追求し、機能や楽曲の拡充を行うとともに、日本の音楽業界全体の盛り上げを目指してまいります。

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