LINE LIVE-VIEWING今夏より提供、券売から販売促進・配信・課⾦まで⼀元化

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LINEは5月28日、チケット(視聴権)購⼊から事前通知による販売促進配信・配信・課⾦まで⼀元化した有料オンラインライブ「LINE LIVE-VIEWING」を今夏より提供すると発表した。サービス開始に伴い、6⽉30日までの申し込みで、販売⼿数料率が「0%」となる期間限定キャンペーンを開催する。

近年、ストリーミングなど⾳楽市場のデジタル化の加速に伴い、⾳楽の楽しみ⽅が変化している。“楽曲”を楽しむだけでなく、今まで以上に“エンターテイメント”として楽しむユーザーが増加しており、様々な形式のフェスや映像と連携したイベントなどアーティストとファンがコミュニケーションを取りながら、⼀体となって楽しめるようなライブが開催されている。

しかし、新型コロナウイルス感染症の流⾏により、ライブ・コンサート、握⼿会、ファンミーティングなどが相次いで中⽌・延期しており、オンライン上での開催が余儀なくされている。⼀⽅、オンラインでの実施や収益化を模索する企業・アーティストも多く、現在の環境に合った新しいビジネスモデルの形が必要とされている。

LINE LIVE-VIEWINGは、それらを解決すべく、チケット(視聴権)購⼊から事前通知による販売促進配信・配信・課⾦まで⼀元化、ブラウザ(スマホ・PC)の⾼画質配信(横型・縦型)にも対応しており、⾳楽ライブはもちろん、トークライブから握⼿会まで、様々なジャンルのイベントに対応する。

また、イベント当日の朝に「LINE 公式アカウント」を通じてプッシュ通知を送ったりなど、LINEの各サービスと連携したプロモーションにより、ライブ視聴を促進・拡散することも可能だ。

今年5⽉開催したBLOCK.FESTIVAL(主催:block.fm)とコラボレーションしたオンラインライブでは約 50万⼈が視聴し、当日は1,300枚以上のオリジナル応援アイテム(Tシャツ:4,000pt)が、視聴者より投げられた。

さらに、⾃宅ライブ・スタジオライブからアリーナ公演中継まで数々のライブ配信を⼿掛けてきたスタッフによるサポート体制や、業界トップレベルの低コストを実現する。

視聴者は、LINE LIVE-VIEWINGを活⽤することで、ライブ配信中にアーティストの会話に参加したり、オリジナル応援アイテム(課⾦性)を送ったりすることができ、従来の⼀⽅的に映像を流すライブ配信では感じることが難しい「⼀体感」「⾮日常感」を、そのままオンラインで体感することができる。

今後も、よりユーザーがライブ配信を楽しめるような更なる機能を追加していくとともに、海外に向けたチケット販売なども予定しているとのこと。

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