エイベックス2020年3月期の連結業績、純損失が11億円

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エイベックスは5月14日、2020年3月期の連結業績(2019年4月1日〜2020年3月31日)を発表した。

売上高は1,354億6,900万円(前年度比15.4%減)、営業利益は40億3,300万円(同43.1%減)、親会社株主に帰属する当期純損失は11億200万円(前年度は親会社株主に帰属する当期純利益23億5,400万円)となった。

セグメント別で音楽事業は、音楽ソフト作品の販売およびライヴの公演数が減少したこと等により、売上高は1,066億2,500万円(前年度比18.0%減)、営業利益は26億5,400万円(同60.7%減)となった。

アニメ・映像事業は、映像ソフト作品の販売が増加したこと等により、売上高は142億4,600万円(前年度比4.8%増)、営業利益は8億24百万円(同169.0%増)となった。

デジタル事業は、映像配信サービスの会員数が減少したものの、売上総利益率が改善したこと等により、売上高は141億9,300万円(前年度比19.0%減)、営業利益は19億5,600万円(同20.4%増)となった。

海外事業の売上高は23億3,100万円(前年度比28.8%増)、営業損失は6億7,300万円(前年度は営業損失15億1,000万円)となった。

テクノロジー事業の売上高は17億2,900万円(前年度比222.9%増)、営業損失は9億6,100万円(前年度は営業損失5億2百万円)となった。

その他の事業の売上高は16億3,300万円(前年度比15.4%増)、営業利益は2億1,400万円(前年度比49.3%減)となった。

連結業績予想は、新型コロナウイルス感染症による影響を現段階において合理的に算定することが困難であることから未定とした。なお、同社グループにおける事業領域において、新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止に伴い、ライヴ・イベントの開催を自粛していることから同社の業績に影響を与えており、今後もライヴ・イベントの開催の目途がついていないため、今後の業績に影響する可能性があるとのこと。

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