鈴木瑛美子がデビュー曲で1位、髭男3位で11週目、フジファブTOP10入りなど晩夏の切なさを助長【エアモニ】

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今週、2019年9月4日発表のラジオ・オンエアチャート(集計期間:2019年8月26日〜9月1日プランテック調べ)では、鈴木瑛美子「FLY MY WAY」がチャートイン5週目で1位を獲得した。

ちょうど3年前、“最強ゴスペル女子高生”としてメディアに登場するやポテトチップスCMでの出演・歌唱でも注目された鈴木瑛美子。待望のデビューシングルとなった同曲は、7月29日〜8月4日チャートで37位にデビューして以降、9位→6位→6位→1位と、8月28日リリースに合わせて理想的なチャートアクションをみせた。

bayfm、FM FUJI、Kiss FM、@FM、FM NORTH WAVE、Date fm、FM-NIIGATAなど、地方中心のFM局でパワープレイに選出されており、また計17ステーションによる局地的な大量オンエアである一方、同シングルから「Soul Full of Music」(126位初登場)が“TBSラジオ今週の推薦曲”に選出。実力派だけに、異なる表現/楽曲で勝負したデビューシングルとなった。

2位はテイラー・スウィフト「ユー・ニード・トゥ・カーム・ダウン」が先週1位からのダウンだ。収録アルバム「ラヴァー」からは、先行シングル「ME! feat. ブレンドン・ユーリー・オブ・パニック!アット・ザ・ディスコ」がリリースに伴い再びオンエアが増え始めた先週(66位)から更に39位へ上昇。この他、「ペーパー・リングス」「ザ・マン」がそれぞれ114位、142位に初登場、「ジ・アーチャー」が139位と、計5曲がチャートインした。

3位はOfficial髭男dism「宿命」が先週2位から下降するも、依然として大量オンエアをキープした。6月半ばにオンエア解禁されて以降、これで11週目のチャートイン。うち10週連続して上位4位内を維持しており、さらに前作「Pretender」は先週129位から47位へと再上昇している。いずれも未だリクエストが多いことも特筆点だ。どちらも収録予定となるメジャー1stアルバム「Traveler」の10月9日リリースまで、“ヒゲダン人気”は続くことだろう。
 

フジファブがTOP10入り、夏の終わりに聴きたい曲にリクエスト集まる

今週は上述のOfficial髭男dism「宿命」をはじめ、8位のKing Gnu「飛行艇」、55位のFoorin「パプリカ」といった曲へリクエストが多く集まった一方、「宿命」と同着で今週最多となったのはフジファブリック「若者のすべて」で、6位まで再浮上した。

フジファブリックは先日初出演したテレビ朝日系「ミュージックステーション」で同曲を披露したことも後押ししているのかもしれないが、今週は他にも夏の終わりに聴きたくなる曲にリクエストが多数集まり、後述のとおり順位を上げる曲が目立った。過ぎゆく夏の切なさを助長する名曲群が情緒豊かに彩っている。

森山直太朗「夏の終わり」(66位→15位)、山下達郎「さよなら夏の日」(196位→16位)、井上陽水「少年時代」(38位→23位)、井上陽水&安全地帯「夏の終りのハーモニー」(78位→23位)、ケツメイシ「夏の思い出」(41位→26位)、ZONE「secret base〜君がくれたもの〜」(60位→29位)、松任谷 由実「Hello,my friend」(圏外→64位)、Mr.Children「君がいた夏」(106位→66位)、DAOKO×米津玄師「打上花火」(84位→74位)
 

RADIO ON AIR DATA

(集計期間:2019年8月26日〜9月1日)
1.FLY MY WAY / 鈴木 瑛美子
2.ユー・ニード・トゥ・カーム・ダウン / テイラー・スウィフト
3.宿命 / Official髭男dism
4.us / milet
5.東京ガール / 河内REDS
6.若者のすべて / フジファブリック
7.馬と鹿 / 米津 玄師
8.飛行艇 / King Gnu
9.愛を叫んでみた / Karin.
9.サマー・ガール / ハイム

ラジオ・オンエアモニタリング(エアモニ)・ランキング
調査基準:本ランキングは調査対象局において下記条件を満たすオンエアのあった楽曲を集計。
・1曲につきワンコーラス以上、もしくは連続して60秒以上のオンエアがあること。
・BGMでないオンエアであること。

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