Yahoo!チケット、音楽イベントで初となる「ダイナミックプライシング」を採用 需要で価格を変動

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ヤフーとエイベックス・エンタテインメントの共同出資による合弁事業会社であるパスレボが共同で運営する「Yahoo!チケット」では、11月21日〜24日に千葉・幕張メッセ イベントホールにて、日本初の全席ダイナミックプライシングを採用した音楽イベント「Yahoo!チケット EXPERIENCE VOL.1」を開催する。

パスレボは、2016年5月に設立した会社で、Yahoo! JAPANのもつメディア機能を活用したチケット販売促進の強化をはじめ、イベントへのダイナミックプライシングや、公式再販の仕組みの導入支援など、チケット販売における様々な課題に取り組んでいる。

2018年9月からは、アメリカ最大級のチケット販売会社AXS Group LLC.(アクセス・グループ・エルエルシー)と日本国内における独占的なパートナー契約を締結し、「360度3Dマップビュー」や、観客動員数や行動履歴をリアルタイムに把握できる「電子チップ搭載型リストバンド」の技術の導入も進めている。

ダイナミックプライシングは、AI技術を活用し、需要と供給に応じて価格を変動させるシステムで、プロ野球やプロサッカーなどスポーツイベントを中心に導入が進んでいる。

今回Yahoo!チケットでは、音楽イベントとしては日本初となる、全席ダイナミックプライシングのイベントの開催を決定した。

ダイナミックプライシングの導入により、チケット購入者はお好みの座席をご自身で選択でき、座席位置や需給に応じた納得感のある価格でチケットを購入できる。イベント主催者は、個々の顧客のニーズを満たし、高い顧客満足度を実現するとともに、収益の向上が期待できる。

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