第11回CDショップ大賞2019、大賞は星野源「POP VIRUS」、折坂悠太「平成」の2作品に決定

3月18日、「第11回CDショップ大賞2019」の授賞式が東京・SELENE b2にて開催され、本年から新しくなった賞の趣旨に基づき、星野源の「POP VIRUS」ならびに折坂悠太の「平成」の2作品が大賞受賞作品として選出された。

受賞者のうち、折坂悠太は当日受賞会場を訪れ、実行委員会より大賞の盾を受け取り、受賞の喜びを語るとともに、生演奏を披露。

星野源はビデオコメントで登場し、「二度目の大賞を頂きまして本当に嬉しいです。ありがとうございます。全国のCDショップの店員さんが選んでくれたこの賞は特別で、現場の実感がこもっている感じがして、それがすごく嬉しいんです。しかも2回も頂けると思っていなかったので、選んでくださった皆さんありがとうございます。」と受賞への感謝を述べた。

CDショップ大賞では、11回目となる今回より、大賞を、1）何回でも聴きたい素晴らしい作品＝＃神アルバム（と呼べるようなスタンダードとなりうる作品）＜赤＞、2）新人の素晴らしいアルバム。受賞をきっかけにブレイクが期待される“本当にお客様にお勧めしたい”作品＜青＞の二つのコンセプトに基づいて選出、星野源「POP VIRUS」は＜赤＞、折坂悠太「平成」は＜青＞での大賞選出となった。

なお、その他の部門賞には、洋楽賞にトム・ミッシュ「ジオグラフィー」、マエストロ賞にサザンオールスターズ「海のOh,Yeah!!」、ライブ作品賞にサカナクションの「SAKANAQUARIUM2017 10th ANNIVERSARY Arena Session 6.1ch Sound Around」、クラシック賞にアリス=紗良・オット「ナイトフォール」、ジャズ賞にAi Kuwabara the Project「To The End Of This World」並びに纐纈歩美「O PATO」、歌謡曲・演歌賞に純烈「プロポーズ」、リビジテッド賞にジョン・コルトレーン「ザ・ロスト・アルバム」、さらに今年は特別賞として安室奈美恵、QUEENの２アーティストが選出された。

当日会場にはジャズ賞の桑原あいと纐纈歩美が登場、実行委員会より部門賞の盾を受け取り、桑原あいはその場で即興演奏をし、来場者を魅了した。

また、今年は地域ブロック賞受賞アーティストから、東北ブロック賞の村松徳一、甲信越ブロック賞の須澤紀信、中国ブロック賞のCRAZY VODKA TONIC、九州ブロック賞のodol、沖縄ブロック賞の下地イサムが会場に駆けつけ、各地域のCDショップ店員からコメントと記念の楯を受け取り、それぞれ1曲ずつ生演奏を披露した。

【大賞】
＜赤＞：星野源「POP VIRUS」
＜青＞：折坂悠太「平成」

【部門賞】
■洋楽賞：「Geography (ジオグラフィー)/TOM MISCH / トム・ミッシュ」
■マエストロ賞：「海の Oh, Yeah!!/サザンオールスターズ」
■ライブ作品賞：「SAKANAQUARIUM2017 10th ANNIVERSARY Arena Session 6.1ch Sound Around /サカナクション」
■クラシック賞：「ナイトフォール/アリス=紗良・オット」
■ジャズ賞：「To The End Of This World/Ai Kuwabara the Project」並びに「O PATO/纐纈歩美」
■歌謡曲・演歌賞：「プロポーズ/純烈」
■リビジテッド賞：「ザ・ロスト・アルバム/ジョン・コルトレーン」
■特別賞：安室奈美恵、QUEEN

【入賞】（2月22日に発表済）
・「初恋/宇多田ヒカル」
・「Wake Up/エレファントカシマシ」
・「エスカパレード/Official 髭男 dism」
・「祝祭/カネコアヤノ」
・「ài qíng /KID FRESNO」
・「正しい偽りからの起床/ずっと真夜中でいいのに。」
・「POLY LIFE MULTI SOUL/cero」
・「Everybody!!/WANIMA!!」

【地域ブロック賞】
北海道ブロック賞：「手をつなごう/金子智也」
東北ブロック賞：「星めぐりの歌/村松徳一」
関東ブロック賞：「CLEAR/KOTORI」
甲信越ブロック賞：「半径 50 センチ/須澤紀信」
北陸ブロック賞：「Singin’ and smilin’/Gen」
東海ブロック賞：「いつかみた国/崎山蒼志」
関西ブロック賞：「純異性交遊/ハンブレッダーズ」
中国ブロック賞：「書を灯す/CRAZY VODKA TONIC」
四国ブロック賞：「暗闇/STU48」
九州ブロック賞：「往来するもの/odol」
沖縄ブロック賞：「GAFU/下地オサム」