2018年度音楽著作権管理者養成講座がスタート

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桑波田会長 音楽著作権管理者養成講座

2018年度の音楽著作権管理者養成講座を6月26日より開講した。

講義に先立ち、桑波田会長から「音楽著作権への関心が高まっており、今年も定員を上回る方々からお申し込みをいただいた。MPAは昨年末に関係団体とともにフィンガープリント技術を使用して楽曲の使用状況を把握することにより正確な著作権管理を行うためのプロジェクトを発足させた。時代の流れに即した著作権管理を目指して、音楽を使用される方と権利者、それぞれがこの講座を有効に活用して情報共有していただきたい」と挨拶があった。
 

桑波田会長 音楽著作権管理者養成講座

引き続き、1時限目の「音楽出版ビジネス概論」(桑波田会長)では、作家を守ることが著作権管理の原点であること、2、3時限目の「音楽出版社の歴史(外国/日本)」(朝妻一郎氏・(株)フジパシフィックミュージック代表取締役会長/MPA顧問)では、国内外の音楽出版社の成り立ちについてそれぞれ説明があった。

講座は11月まで、延べ17日間にわたって実施され、全講座終了後には、修了試験が行われることになっている。

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