アミューズ、平成29年3月期連結決算を発表

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アミューズは5月12日、平成29年3月期連結決算を発表した。

平成29年3月期の経営成績は、営業収入506億4千7百万円(前年同期比3.5%増)、営業利益53億6千1百万円(前年同期比10.4%減)、経常利益52億3千3百万円(前年同期比10.6%減)、親会社株主に帰属する当期純利益20億2千3百万円(前年同期比42.9%減)となった。大型パッケージ発売、新譜・旧譜印税などの音楽事業、多様なアーティストを展開した出演・CM事業、ファンクラブとアーティストグッズの機能を併せ持つ会員向けグッズ販売などが好調に推移。また、アパレル事業をはじめ、新規連結子会社増加もあった結果、全体では若干の増収となり、営業利益、経常利益は若干の減益となっている。

アーティストマネージメント事業では、イベント収入(大型コンサートツアー)が減少したものの、商品売上収入(レーベル収入)やファンクラブ収入などが増加したことにより、営業収入434億9千4百万円(前年同期比5.2%増)、セグメント利益57億1千8百万円(前年同期比9.7%減)となり、増収減益となった。

メディアビジュアル事業では、新規大型作品の減少などによる営業収入の減益はあったが、「君の名は。」劇場配給分配収入、音楽パッケージ販売手数料(主にONE OK ROCK関連)が好調だったことから、営業収入17億1千2百万円(前年同期比23.5%減)、セグメント利益6千2百万円(前年同期比12.9%増)となり、減収増益となった。

コンテンツ事業では、サザンオールスターズ、福山雅治、BEGIN、ポルノグラフィティ、Perfume、ONE OK ROCKなど旧譜楽曲の販売および旧譜楽曲の二次使用による著作権印税、原盤印税の増加などにより、営業収入32億2百万円(前年同期比21.7%増)、セグメント利益13億7千6百万円(前年同期比41.4%増)となり、増収増益となった。

プレイスマネージメント事業では、東京ワンピースタワーの入場料収入、グッズ販売収入が低調であったため、営業収入22億3千8百万円(前年同期比17.2%減)、セグメント損失10億2千2百万円(前年同期は5億1千9百万円のセグメント損失)となり、減収減益となった。
 


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