平山雄一氏の最新評論集『弱虫のロック論2』内容発表、“21世紀の激動する音楽シーン”を中心に展開

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『弱虫のロック論2』
10月3日に発売予定の音楽評論家・平山雄一の最新評論集『弱虫のロック論2』の内容が明らかになった。

前作『弱虫のロック論』ではJ-POPやJ-ROCKが誕生・確立した80〜90年代が描かれていたが、今作では7章にわたり“21世紀の激動する音楽シーン”を中心にして評論が展開される。

また、9月17日放送のJ-WAVE「RADIO DONUTS」内「東京ガスLIFE IS A GIFT」に平山雄一氏が出演し、『弱虫のロック論2』について語る。

書籍情報
『弱虫のロック論2』
2016年10月3日発売予定
1600円+税
<第1章 ロックフェスは不便な方が楽しい。>
・大型ロックフェスのメリットとリスク
・フジロックとライジングサンの個人的ドキュメント
・クリープハイプの夏
<第2章 音楽ビジネスの変容>
・女性スタッフの進出@ライブハウス
・SEKAI NO OWARIなど、起業家センスを持つバンドの登場
・NICO Touches the Wallsの運命を決めたライブ
<第3章 東日本大震災が音楽に与えた影響>
・混沌とした現実を前にJ-POPやJ-ROCKの歌詞が増大
・アジカン後藤正文のヒューマニティ
・COMPLEXの奇跡
<第4章 東日本大震災後の音楽シーン>
・スピッツ ACIDMAN BUMP OF CHICKIN MISIA それぞれの震災後
・震災が生んだ音楽ドラマ「あまちゃん」
・もう一つの救済 秦 基博
<第5章 カバーブームの分析>
・演歌の持ち歌制とカバーは、どう違うのか?
・ハナレグミと田島貴男の「ウィスキーが、お好きでしょ」
・三大カバー名人 椎名林檎 槇原敬之 大橋トリオ
<第6章 弱虫の俳句論>
・俳句がJ-POPやJ-ROCKの歌詞の読み解き方を教えてくれた
・ラップと俳句
・奥田民生芭蕉論
<第7章 ミュージシャンは現代人の鏡>
・ミュージシャンの不可解な死は、現代人の病理そのもの
・誰もが有名人になりたがっている時代
・弱虫のニューカマーたち GLIM SPANKY  キュウソネコカミ

番組情報
J-WAVE 「RADIO DONUTS」
毎週土曜8:00〜12:00
http://www.j-wave.co.jp/original/radiodonuts/

イベント情報
「弱虫のロック論2(仮)」番外編(プレイベント)
9月30日(金)ディスクユニオン dues 新宿 OPEN 19:00/START 19:30

「弱虫のロック論2(仮)」リリースパーティ
10月4日(火)豊洲PIT OPEN 18:00 START 19:00
出演:奥田民生/NICO Touches the Walls
<チケット>
立見:6800円(ドリンク代別/お土産付き)

「弱虫のロック論2(仮)」ライブハウス・スペシャル(アフターイベント)
11月9日(水)Shibuya Milkyway OPEN 18:30 START 19:00
出演:BRADIO/ONIGAWARA
<チケット>
スタンディング:3300円(ドリンク代別/お土産付き)

『弱虫のロック論2(仮)』リリース・パーティ特設サイト:http://www.yuichihirayama.jp/yowamushirock/

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