コロムビア、平成28年3月期連結業績を発表

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日本コロムビアは13日、平成28年3月期連結業績を発表した。

連結売上高は、市販/配信事業において、アニメ関連作品、ゲームソフトおよびアーティストマネジメント関連事業の売上が好調に推移したこと、特販/通販事業においても、全般的に売上が増加したことなどにより、133億4千3百万円(前年度比 5.6%増)となった。

損益は、前述の売上の増加に加え、市販/配信事業における利益率の高い過年度発売作品の売上が堅調に推移したこと、特販/通販事業における利益率の高い音源使用にかかる売上が好調に推移したこと、さらには、昨年度に実施した組織改革のための転進支援施策により全社的に固定費が大幅に削減したことなどにより、営業利益は、12億円(前年度は営業損失8億9千5百万円)となり、経常利益も12億1千3百万円(前年度は経常損失8億6千2百万円)となった。

また、米国における連結子会社に対する出資の全持分を譲渡したことに伴う特別損失5千9百万円を計上したことなどにより、親会社株主に帰属する当期純利益は9億7千3百万円となった。

また同社は、将来を見すえた新規事業強化に向け、より一層の意思決定の迅速化を図るため、2015年4月1日付で代表取締役を1名体制にした。さらに、アーティストの発掘、育成と、各アーティストの特性を活かした音楽関連商品やサービス開発・提供を強化するため、2015年4月1日付で社長直轄の独立事業部としてマネジメント事業部を創設し、ロックアーティストやインストゥルメンタルアーティストを中心とした、いわゆる 360°ビジネスによる収益確立に向けた取り組みを加速していくそうだ。
 


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