コロムビア、平成28年3月期第3四半期連結業績を発表

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日本コロムビアは本日、平成28年3月期第3四半期の連結業績を発表した。

連結売上高は101億9百万円(前年同四半期に比べ11.1%増)となった。これは主に、市販/配信事業において、アニメ関連作品、ゲームソフトおよびアーティストマネジメント関連事業の売上が好調に推移したこと、特販/通販事業においても、全般的に売上が増加したことなどによるものである。

損益は、前述の売上の増加に加え、市販/配信事業における利益率の高い過年度発売作品の売上が堅調に推移したこと、特販/通販事業おける利益率の高い音源使用にかかる売上が好調に推移したこと、さらには、昨年度に実施した組織改革のための転進支援施策による全社的な固定費の大幅削減などより、営業利益は10億1千2百万円(前年同四半期は営業損失8億9千万円)となり、経常利益も10億9百万円(前年同四半期は経常損失8億8千万円)となった。

また、米国における連結子会社に対する出資の全持分を譲渡したことに伴う特別損失5千9百万円を計上したことなどにより、親会社株主に帰属する四半期純利益は8億2千3百万円(前年同四半期は親会社株主に帰属する四半期純損失11億8千1百万円)となった。

セグメントの業績の概況は、次のとおり。

市販/配信事業は、アニメ関連作品、ゲームソフトおよびアーティストマネジメント関連事業の売上が好調に推移したことなどにより、売上高は74億7千1百万円(前年同四半期に比べ 13.4%増)となった。

損益は、前述の売上の増加に加え、利益率の高い過年度発売作品の売上が堅調に推移したことなどにより、営業利益は11億2千6百万円(前年同四半期は営業損失1千4百万円)となった。

特販/通販事業は、全般的に売上が増加したことなどにより、売上高は16億7千8百万円(前年同四半期に比べ30.1%増)となった。損益につきましては、全般的に売上が増加しこと、特に利益率の高い音源使用にかかる売上が好調に推移したことなどにより、営業利益は9億4千5百万円(前年同四半期は営業利益5億2千3百万円)となった。

その他売上高は9億5千9百万円(前年同四半期に比べ 21.1%減)となり、営業利益は2億8千6百万円(前年同四半期は営業利益2億3千5百万円)となった。

2016年3月期の連結業績予想については、主に市販/配信事業におけるゲームソフトの売上および特販/通販事業における利益率の高い音源使用にかかる売上が従来予想を大きく上回ったことなどにより、通期連結売上高128億円、営業利益11億円、経常利益10億9千万円、親会社株主に帰属する当期純利益8億7千万円と上方修正している。


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