アミューズ 平成28年3月期第3四半期決算を発表、コンサート&パッケージ共に好調で大幅な増益

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アミューズは、平成28年3月期第3四半期決算を発表した。

同社グループの経営成績は、営業収入405億1千6百万円(前年同四半期比35.9%増)、営業利益62億7千2百万円(前年同四半期比88.0%増)、経常利益63億5千5百万円(前年同四半期比79.3%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益40億7千8百万円(前年同四半期比83.1%増)となり、大型コンサートの実施により会場やオンラインショプで販売するグッズ販売収入も含め、音楽パッケージ販売、印税収入(新譜)などが好調に推移し、増収となり大幅な増益となった。

アーティストマネージメント事業は、サザンオールスターズ、ONE OK ROCK、ポルノグラフィティのコンサートおよびグッズ、音楽パッケージによる商品売上収入の増加、新譜アルバムやライブDVDの印税収入の増加などにより営業収入346億3千1百万円(前年同四半期比45.0%増)、セグメント利益63億3千8百万円(前年同四半期比107.3%増)となり、増収、大幅増益となった。

メディアビジュアル事業は、「美女と野獣」などのDVD販売収入、佐藤健主演映画「るろうに剣心 京都大火編/伝説の最期編」劇場配給、三浦春馬主演映画「進撃の巨人 前編/後編」、佐藤健・神木隆之介主演映画「バクマン。」の劇場配給分配収入があったものの、大型作品の減少により、営業収入19億1千3百万円(前年同四半期比52.4%減)、セグメント利益1億4千万円(前年同四半期比49.0%減)となり、減収減益となった。

コンテンツ事業は、著作権印税の減少により、営業収入18億1千3百万円(前年同四半期比0.2%減)と若干減少したが、サザンオールスターズ、福山雅治、BEGIN、ポルノグラフィティ、Perfume、ONE OK ROCKなど旧譜楽曲の販売及び旧譜楽曲の二次使用による原盤印税の増加により、セグメント利益7億5百万円(前年同四半期比12.9%増)となり、減収増益となった。

プレイスマネージメント事業は、東京ワンピースタワー、アミューズミュージアムの入場料収入、グッズ販売収入、ベルギービール等の飲食店収入により営業収入21億5千7百万円(前年同四半期に比べ、20億6千5百万円の増収)、セグメント損失2億4千4百万円(前年同四半期は2百万円のセグメント利益)となり、増収減益となった。
 


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