スペシャ、平成27年3月期第3四半期決算を発表

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スペースシャワーネットワークは、平成27年3月期第3四半期決算を発表した。

第3四半期連結累計期間における連結業績は、平成26年8月開催の同社主催野外フェス「SWEET LOVE SHOWER 2014」を成功裏に終えたことにより、売上高が8,893,524千円と前年同期比51,668千円増(同0.6%増)となったが、25周年記念番組制作費の戦略的な投入などにより、営業利益が183,609千円と前年同期比22,675千円減(同11.0%減)、経常利益が186,022千円と前年同期比26,747千円減(同12.6%減)、四半期純利益が99,851千円と前年同期比8,476千円減(同7.8%減)となった。

音楽事業は、売上高が7,751,313千円と前年同期比117,051千円増(同1.5%増)、経常利益(セグメント利益)が135,731千円と前年同期比8,700千円減(同6.0%減)となった。

放送関連の業績は、主に「スカパー!標準画質サービス」が平成26年5月に放送終了したことにより、「スペースシャワーTV」が814万6千世帯(前年度末比9万2千世帯減)、「100%ヒッツ!スペースシャワーTVプラス」が256万6千世帯(前年度末比33万2千世帯減)となり、有料放送収入が前年同期比で減少した。また、レコードメーカーからの広告出稿が減少したことに加え、25周年記念番組放送に伴い、番組制作費を戦略的に投入したことなどにより、前年同期を下回る結果となった。

音楽ソフト関連は、ブレイクの兆しを見せているゲスの極み乙女。をはじめとした自社マネジメントアーティスト関連のイベント出演収入やグッズ販売収入が増加したものの、パッケージ販売収入やレーベル事業収入が前年同期比で減少したことにより、前年同期を下回る結果となった。

書籍関連は、収益構造の改善が実を結びつつあり、安定した新刊本の刊行や、返品数の減少などにより、前年同期を大きく上回る結果となった。

映像制作事業は、売上高が1,142,210千円と前年同期比65,382千円減(同5.4%減)、経常利益(セグメント利益)が65,283千円と前年同期比12,666千円減(同16.3%減)となった。

前年同期比では受注数が微増したものの、ミュージックビデオ制作やLIVE映像制作、CM制作の大型案件が前年同期比で減少したことなどにより、前年同期を下回る結果となった。
 


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