フェイス、平成26年3月期第2四半期決算を発表

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フェイスは、平成26年3月期第2四半期決算を発表した。

第2四半期連結累計期間の売上高は、前年同期比7.1%減の3,172百万円、営業利益は前年同期比45.0%減の309百万円、経常利益は前年同期比39.8%減の342百万円、四半期純利益は前年同期比34.8%減の332百万円となった。

コンテンツ事業のうち、着信メロディ事業はスマートフォン向けに市場が移行していることから、売上が減少する傾向にあるため、拡大を続けるモバイル市場に対応したアプリケーションの配信強化を行うなど、スマートフォンユーザーの顧客獲得のための施策を展開。

日本初のレコメンド機能を有するインターネットラジオ「FaRao(ファラオ)」は、スマートフォンでの展開のほか、西日本電信電話の「光BOX+ HB-1000」に標準搭載され、テレビのような操作感で音楽を楽しむ新しいサービスとしても提供した。また、未就学児向けの知育アプリケーションブランド「Kidzapplanet(キッザプラネット)」では、7月にリリースした「みんなの虫めがね探検」や「どうぶつパズル」を含む10タイトルのダウンロード数は累計約70万に達し、その半数以上が東南アジア諸国でダウンロードされるなど、海外でも人気のアプリケーションとなっている。

さらに、コンテンツの充実を図るため、レディ・ガガのファッションを手掛けたニコラ・フォルミケッティ氏をプロデューサーに迎え、世界に向けた日本を代表する「ガールズボーカルユニット」を発掘するためのオーディションプロジェクト「POP ICON PROJECT TOKYO」を8月より開始した。9月末までに1,000名近い応募があり、第1次審査通過者50名による第2次審査を経て、12月に開催される最終審査で日本コロムビアからデビューするユニットが決定する予定となっている。

コンテンツ事業の売上高は、スマートフォン向けサービスの拡充に努めたものの、フィーチャーフォン向けサービス減収の影響により前年同期比8.6%減の2,519百万円となり、営業利益は前年同期比45.0%減の272百万円となった。

ポイント事業については、政府管掌復興支援住宅エコポイントの終了による影響を受けましたが、既存加盟店の販売促進強化などで発行ポイントが堅調に推移し、売上高は前年同期比0.5%減の653百万円となった。営業利益は下半期の増収に向けた販売促進費の増加および新規事業の費用増により前年同期比46.4%減の36百万円となった。
 


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