アミューズ、平成25年3月期決算を発表

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アミューズは、平成25年3月期決算を発表した。

3月期は、営業収入308億7千1百万円(前年同期比2.8%減)、営業利益40億9千2百万円(前年同期比14.8%増)、経常利益42億4千5百万円(前年同期比23.5%増)、純利益24億8千万円(前年同期比28.5%増)と大幅な増益となり、過去最高益となった。

アーティストマネージメント事業は、桑田佳祐、福山雅治、ポルノグラフィティ、Perfume、flumpoolなどのコンサートや、地球ゴージャス、TEAM NACSなど所属アーティストが出演や演出を手がける舞台公演やグッズ販売など、ライブエンターテインメント活動を積極的に展開。特に、舞台公演の規模や稼働率が大幅に上昇し、主要な増益要因となった。さらに、桑田佳祐CDアルバム、PerfumeライブDVDなどの発売による印税収入に加え、福山雅治ライブDVD、ONE OK ROCKのCDアルバムなど音楽パッケージ販売が好調であり大幅に利益が増加した。また、福山雅治、三浦春馬、佐藤健、吉高由里子などCMを中心に出演収入も引き続き堅調だった。
この結果、営業収入241億7千5百万円(前年同期比0.3%増)、セグメント利益41億3百万円(前年同期比12.2%増)となった。

メディアビジュアル事業は、DVD販売において、前年同期に比べ大型ヒット作品が少なかったことにより減収となったが、佐藤健主演邦画「るろうに剣心」「最強のふたり」などのヒット作品が好調であり大きく利益に貢献したことに加え、吉高由里子出演邦画「カイジ2~人生奪回ゲーム~」、大泉洋主演邦画「しあわせのパン」など所属アーティストの作品も堅調に推移した。また、グループ内音楽パッケージの取扱高増加により、販社事業を行う連結子会社の利益が増加し増益要因となった。
この結果、営業収入45億4千万円(前年同期比17.9%減)、セグメント利益1億5千3百万円(前年同期比37.5%増)となった。

コンテンツ事業は、サザンオールスターズ、福山雅治、BEGIN、ポルノグラフィティ、Perfumeなどによる旧譜楽曲の販売及び旧譜楽曲の二次使用による印税収入であり、貸与報酬が減少したが、著作権印税が増加したため、ほぼ前年同期並みの水準となった。
この結果、営業収入21億5千6百万円(前年同期比0.2%増)、セグメント利益5億8千1百万円(前年同期比0.5%減)となった。

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