アミューズ、平成24年3月期連結決算を発表

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アミューズは、平成24年3月期の連結業績を発表した。

3月期の経営成績は、、営業収入317億7千6百万円(前年同期比21.6%増)、営業利益35億6千4百万円(前年同期比64.9%増)、経常利益34億3千8百万円(前年同期比62.1%増)、当期純利益19億3千万円(前年同期比69.8%増)と大幅な増益となり、計画に対しても増収増益となった。

アーティストマネージメント事業は、福山雅治の大型全国ツアー、桑田佳祐、ポルノグラフィティ、Perfume、flumpool、ONE OK ROCKなどのコンサートや地球ゴージャスなどの舞台公演、若手俳優が一同に集うファン感謝祭イベントなど、ライブエンターテインメント活動を積極的に実施し、グッズ販売も含め好調であり大幅な増収増益要因となった。さらに、CM収入が好調であったことも増益の要因となった。また、音楽事業に関しては、桑田佳祐、Perfumeのアルバム印税収入などが好調であり、順調に推移いたした。この結果、営業収入240億9千5百万円(前年同期比45.0%増)、セグメント利益36億5千6百万円(前年同期比51.9%増)となった。

メディアビジュアル事業は、DVD販売において、前年同期に比べ大型作品が少なかったことにより減収となったが、韓国若手俳優チャン・グンソク主演「メリは外泊中」がヒットしたことをはじめ、日本アカデミー賞10部門で最優秀賞を獲得した「八日目の蝉」など全体としても効率的な事業運営となり、利益改善を図ることができた結果、増益となった。この結果、営業収入55億2千7百万円(前年同期比23.7%減)、セグメント利益1億1千1百万円(前年同期比74.9%増)となった。

コンテンツ事業は、サザンオールスターズ、福山雅治、BEGIN、ポルノグラフィティ、Perfumeなどによる旧譜楽曲の販売及び旧譜楽曲の二次使用による印税収入であり、前年同期に比べ大型のベストアルバム発売がなかったことにより若干の減収となったが、新譜楽曲の販売が好調に推移したことに加え、旧譜音楽コンテンツ活用が堅調に推移したことにより、増益となった。この結果、営業収入21億5千2百万円(前年同期比4.7%減)、セグメント利益5億8千4百万円(前年同期比15.2%増)となった。

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