MTV、韓国SBSと合弁会社を設立へ

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9月29日 ソウル、シンガポール発 − バイアコム・インターナショナル・メディア・ネットワークス(VIMN)ならびにソウル・ブロードキャスティング・システム(SBS)メディア・ホールディングスは、合弁会社を設立し、MTVとニコロデオンの韓国語版コンテンツをSBSメディア・ホールディングス保有のケーブルおよび衛星チャンネルへ提供する内容の合意をしたと本日発表した。

合弁事業の一環として、MTV韓国は、今後SBS-MTVの提携ブランド名で、SBSプロダクションズと、MTVのローカルおよびインターナショナル制作の音楽と若者向け番組を放送していく。

SBSメディア・ホールディングスは、SBSゴルフ、SBSプラス(ドラマ&エンターテインメント)、SBS ESPN、SBS-CNBC、E!エンターテインメント・チャンネル・コリアをはじめとするケーブル、衛星チャンネルを現在保有しているが、ニコロデオンは初の子ども向けチャンネルとして加わることになる。

SBS-MTVおよびニコロデオンの番組の詳細は、それぞれのチャンネル開始時期である12月以前に発表される予定。また、SBS-MTVとニコロデオンの両チャンネル、さらにバイアコムがアジアおよび世界で保有するプラットフォーム用に、韓国語の音楽、エンターテインメント、子ども向けのオリジナル番組制作に取り組む予定だ。

今後、SBSメディア・ホールディングスは広告、アフィリエート・セールスを統括し、両ネットワークのコンシューマー・プロダクツの代表を務める。

一方、VIMNは、韓国国外への番組販売およびコンシューマー・プロダクツに関して合弁事業の代表を務め、また本事業に関する知的財産を管理する。

合弁会社の株式保有率は、SBSメディア・ホールディングス51%、VIMN49%の予定。

今回の合弁会社設立について、ロバート・バキッシュは次のように述べている。「バイアコムは、長きにわたる国際的メディア市場での経験を通じ、ローカル・パートナーが成功の鍵となり得ることを学びました。この度、SBSメディア・ホールディングスという、韓国メディア界のリーダーであり、MTVとニコロデオンのブランド力を理解してくださる理想的なローカル・パートナーを得ました。力を合わせることで、双方のビジネスを次の段階に進ませ、アジア第3位のメディア市場規模を誇る韓国で、さらに強固な基盤を築くため、好位置につけることができると思います。」

また、ホン・サンワンは「この合弁事業を開始することを大変喜ばしく思います。というのも、SBSメディア・ホールディングスに世界的ユース・ブランド2つを導入することで韓国の視聴者へ提供するコンテンツを強化できるからです。SBS-MTVとニコロデオンの加入は、韓国数百万の視聴世帯にとって必ずや喜ばしい出来事となるでしょう。そしてバイアコムとSBSの強みが合わさることで、アフィリエート、広告主、視聴者にとって理想的なコンテンツを提供できることと思います」と述べている。

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