藤井 風、全曲英語詞の3rdアルバム「Prema」をリリース リードトラック「Hachikō」も配信開始

先日行われたMUSIC AWARDS JAPAN 2025でも大きな存在感を示した藤井 風が、2022年の2ndアルバムリリース以来3年ぶりとなる3枚目のスタジオアルバム「Prema」をリリースすると発表した。今作は全曲英語詞で構成される。ジャケット写真とアーティスト写真も同時に公開され、CDとLP作品の詳細も解禁された。
CD通常盤は、全曲英語詞による9曲を収録。ブックレットと対訳・解説付きライナーノーツが同梱され、紙ジャケット三つ折りソフトパック仕様となる。
初回限定盤は、上記内容に加え、DISC2として前作「LOVE ALL SERVE ALL」リリース後からこれまでに発表された6曲(全世界でストリーミング累計3.5億回再生を記録する「満ちてゆく」や、プロデューサーにA.G. Cookを迎え制作された「花」「Feelin’ Go(o)d」など)に未発表曲「It’s Alright」を加えた作品「Pre: Prema(プリプレマ)」を収録。さらにオリジナルの両面ポスターも付属する。
LPは、見開きジャケットにカラービニールLP1枚組の仕様となり、CDとは異なる楽しみ方ができる作品。こちらは抽選販売(受付期間:2025年6月13日13:00〜7月24日23:59)となる。
アルバムからリード・トラックとして6月13日、「Hachikō」の配信がスタートした。本楽曲で、3rdアルバムを辛抱強く待つファンへの感謝の気持ちとともに世界へ発信する。
「Hachikō」制作プロセスについて、藤井 風は以下のようにコメントしている。
きっかけはちょっとした遊び心だった。
2022年4月、LA でのコライトセッションの際、Tobias Jesso, Jr が、日本語の入った曲をやってみないかと提案してきたんだ。
彼「渋谷にいるあの犬の名前って何だっけ?」
僕「え…ハチ公?」て感じで。
そしてプロデューサーのSir Nolan はその場でビートを作った。
数年後、曲を完成させたくて映画『ハチ公物語』を観たんだ。その後すぐに降りてきたメロディーと歌詞をビートに合わせて歌ってみた。
ビートから曲を作ったことはなかったので、まったく新しい経験だったよ。
最終的に、プロデューサーの250(イオゴン)と一緒にさらに磨きをかけていった。
忠犬ハチ公は、亡くなった飼い主を 10年間待ち続け、ようやく天国で会うことができた。
この曲は忠誠心に対する尊敬の念が込められているし、それは僕の3rd アルバムを辛抱強く待ってくれているファンのことのようでもある!笑
ミュージックビデオも同時に公開され、藤井 風の数多くの作品を監督するMESSが手掛けている。
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