聖飢魔Ⅱ、ヴィデオ黒ミサ&生トークツアー「特別給付悪魔」にて人間界に降臨

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今年1月1日に地球デビュー35周年期間限定再集結を発表し、8月には全国のローソンにて、「悪魔のおにぎり」をはじめ全5品目のコラボレーションが始動し話題となっていた聖飢魔Ⅱが、遂に「ヴィデオ黒ミサ&生トークツアー『特別給付悪魔』」にて人間界に降臨した。

もともとは、ホールツアーとアリーナツアー含む全国14会場の大黒ミサ公演を予定していたが、新型コロナウイルスの蔓延によって、「悪魔は別として、地球上の人間にとってはまだ安全に黒ミサを楽しめる環境に無い」と判断、心待ちにしていた全国の信者やファンのために、最新の黒ミサ(コンサートのようなもの)を無観客で収録し、ヴィデオ黒ミサという形式にて全国で上映する事となった。しかも、全公演で聖飢魔IIの全構成員(メンバー)が信者(ファン)の前に登場して生トークを行う。

更に、最新の物品販売(グッズ販売)やロビーでの戦闘服(衣装)やパネル展示などの企画も実施、コロナ禍でのエンタテインメントの新たな形式として実施する。物品販売では、構成員の顔をペイントしたフェイスシールドやマスクがSNS等ですでに話題となっている。

音響に関しては、各楽器を独立させて収録したマルチトラック音源を全会場に持ち込み、従来のミサと同じPAシステムにて、楽器毎の音量・音質を会場毎の特性に合わせてミックスを施す。一般的な従来のヴィデオコンサートでは予めステレオ音源(左チャンネルと右チャンネル)に編集したものを全会場で流すという仕組みであるが、それに比べ、今回の方法によってこれまで得られなかった、迫力満点の大音量で生演奏ミサに限りなく近い臨場感を体感する事ができる。いわば、史上最強のヴィデオコンサートという表現が相応しい。映像とド迫力の音響が、まるで本当のミサ会場に来ているようだ、と5年ぶりに復活した聖飢魔Ⅱを目の当たりにして涙する信者が続出した。

関係スタッフや各地の音楽関係者なども、この様な興行形態で雇用も守られ、入場客も制限下の中で最大限にコンサートを擬似体験できるという画期的なアイデアで、悪魔達は今年全国ツアーを行う。全国の信者やファンはもちろん、音楽関係者やエンタテインメント業界にも新たなスタイルの提示となっている。

また、プリベントメディカルとの提携により、聖飢魔Ⅱ構成員及びツアー関連スタッフ全員にPCR検査を実施。すでにJリーグや日本野球機構(NPB)などスポーツ界では定期的にPCR検査が行われているが、ロックバンドが全国ツアー開催の為に定期的にPCR検査を実施するという発表は当事例が初となった。

まずは、都内某所でのリハーサルの開始前に、聖飢魔Ⅱ構成員と全ツアースタッフ全員がPCR検査を受け、陰性との判定を受けている。そしてツアー開催期間中も、構成員と帯同するスタッフ全員には毎月1回のPCR検査を受けることが義務付けられ、陰性と判定された者のみがツアーに帯同している。

聖飢魔Ⅱ構成員とツアースタッフの安全を確保し、それによって、心待ちにしている観客はもちろん、移動経路や実施会場に於ける全ての関係者に安全を届ける事ができる。安心してエンタテインメントを楽しめる環境を届けたい、その願いは悪魔も同じである。

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