JAM Project、ツアー・ファイナル武道館公演で4/25リリースの「スーパーロボット大戦X」OP曲「鋼のWarriors」初披露

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JAM Projectの、全国ツアー「JAM Project JAPAN TOUR 2017-2018 TOKYO DIVE」のファイナルとなる東京・日本武道館公演が先週、2月17日に開催された。

JAM Projectは、影山ヒロノブ、遠藤正明、きただにひろし、奥井雅美、福山芳樹の5人のメンバーで現在活動中の、アニソン界のユニット。ツアーは昨年11月より川崎を皮切りにスタートし、先週、2月17日に日本武道館にてファイナルを迎えた。今ツアーは、10月20日にリリースとなった約1年ぶり、5枚目のオリジナルアルバム「TOKYO DIVE」を引っ提げての国内11公演の開催となり、このあとさらに、アジア複数都市を巡るアジア・ツアーが控えている。

アルバム「TOKYO DIVE」を中心とした楽曲で構成された本公演は、アルバムのイントロダクションとなっている楽曲「Spinning Out Of Control」からスタート。バンドメンバーに続いて、5人のメンバーがステージに現れ、アルバムリード曲、そして、ライブツアータイトルともなっている「TOKYO DIVE」のイントロが鳴ると、メンバー5人の衣装が、それぞれのカラーに発色し、客席のテンションは一気に上昇。メンバーの動きとステージバックのLED映像の演出に合わせて、カラフルに変色していき、ミュージック・ビデオでの東京の夜景やスタイリッシュかつエレクトリックな演出を、メンバー自身も一体となってステージで表現され、オーディエンスを魅了した。

アルバム楽曲から「EMG」「神ノ牙~The Fang of Apocalypse~」などの新しいタイアップ楽曲なども次々に披露。メンバーのあいだでは「メモリアルコーナー」と呼ばれている少し懐かしくも感じるJAM Projectの既存の楽曲を、奥井雅美ソロ、遠藤・きただにのペア、そして影山・福山のペアは、二人揃ってアコギを演奏しながら、歌唱をし、メンバーそれぞれの歌声を存分に聴かせた。また、前ツアーでも好評だったアコースティックコーナーでは、バンドメンバーは、一度ステージから下り、5人のメンバーの楽器演奏アレンジのみのステージを披露。アルバムからの新曲「I KILL-イキル-」では、歌詞の強いメッセージがより一層心に響くパフォーマンスとなった。「Growing Up」では、一転して、コール&レスポンスなども盛り込まれ、客席と一緒に楽しむメンバーの姿が見られた。

さらにこのファイナル公演では、4月25日にリリースが決定しているニューシングル「鋼のWarriors」がライブ初披露となった。この楽曲は、PS4®/PS Vita用ソフト「スーパーロボット大戦X」のオープニング主題歌となっており、いち早く、ライブでの生披露に客席からは大歓声があがった。

ここまでのステージングでも、LED映像では、楽曲の世界観に飲み込まれるほどの、時に迫力があり、時に、神秘的な映像演出があり、JAM Projectの圧倒的なライブパフォーマンスをさらに印象づけていたが、「剛腕パンチ」「THE EXCEEDER」と、たたみかけるように熱い楽曲が続き、「Shinning Storm~烈火の如く~」「Crest of “Z’s”」「THE HERO!!~怒れる拳に火をつける~」では、LED 映像の演出だけでなく、ステージ前方のファイヤーフレームやジェットスモーク、レーザー等をふんだんに取り入れた演出と、熱い楽曲に、会場のボルテージは最高潮となった。

アンコールでは、メンバーの美しいハーモニーから始まる「HERO」で、会場全体が温かいムードに包まれ、2008年に初めてJAM Projectとしてワールドツアーに挑戦したこと、そして、10年経った今年2018年にまた、アジアツアーに出る報告や、すでに発表されている台湾・韓国での公演に加え、広州での公演が決定したことなどを語った。

 

アンコールのラストスパートは、ライブでは必須ともいえる楽曲たちが、JAM Project設立から長年担当してきている『スーパーロボット大戦』シリーズの代表的な楽曲のメドレーとして、立て続けに披露され、大盛り上がりとなった。最後に、ツアーを支えたスタッフや、各公演、そしてこの日本武道館に集まったファンにも感謝の言葉を述べ、さらに、影山ヒロノブ・遠藤正明が、第一弾のアーティストとして活動しつづけたレーベルである、ランティスが、4月から、会社の統合により社名が変わることが(レーベル名としては存続する)ニュースとして数日前に発表されたことに触れつつ、「18年間、ランティス、ありがとう!」と影山ヒロノブが叫ぶと、客席から拍手が沸き上がった。レジェンド級のボーカリスト達が集うJAM Projectは、さらに勢いを増したパフォーマンスを、この後、アジアの複数の都市で展開していく。

 

2018年2月17日「JAM Project JAPAN TOUR 2017-2018 TOKYO DIVE」セットリスト
OP: Sprinning Out of Control
1.TOKYO DIVE
2.EMG
3.BAD CITY〜We’ll be alright!〜
4.神ノ牙~The Fang of Apocalypse~
5.勝利の未来‐とき‐
6.迷宮のプリズナー
7.Divine Love
8.疾風になれ
9.星空のレクイエム
10.アレクサンドリア
11.Believe in my existence
12.I KILL-イキル-
13.Growing up
14.シュワッチ!〜キミを護りたい〜
15.Everything
16.鋼の Warriors
17.豪腕パンチ
18.THE EXCEEDER
19.The Brave
20.東京スキャンダル
21.Shining Storm~烈火の如く~ 22.Crest of “Z’s”
23.THE HERO !!~怒れる拳に火をつけろ~
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