TDME「TECH STAGE」登壇者発表、次世代の“音楽×テクノロジー”を担う企業がカンファレンスに集結

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11月30日から12月2日の3日間、渋谷ヒカリエを中心とした複数の会場にて開催する、ダンス・ミュージックに焦点を当てた日本最大の複合型イベント「TOKYO DANCE MUSIC EVENT」(TDME)の第4弾情報が発表された。

今回発表されたのは、TDMEのカンファレンス内で実施されるプログラム「TECH STAGE」(11月30日、12月1日)の登壇者、トーク内容など。次世代のテクノロジーとイノベーションを担う最先端の試みを行っている企業と、そのエキスパートを一同に集め、そのサービスや技術・イノベーションが音楽業界に及ぼす影響についてトークを展開する。

中でも目玉となるのは、日本が開発した新世代の映像・音響技術「8Kスーパーハイビジョン」(8K映像と3D音響 +22.2ch立体音響)を活用したVR体験システム「8K:VR」でエンターテイメント作品をプロデュースしてきたNHKエンタープライズ田邊浩介氏によるセッション。

「8K:VR」を用いて、サカナクションとのコラボレーションした作品「8K:VRシアター “Aoi -碧- サ カナクション”」や、サザンオールスターズを起用した作品「8K:VRライド ”東京VICTORY”」を手がけるなど、国内外で注目されており、今年3月の「SXSW 2017」でも高い評価を受けた。

今回の「TECH STAGE」では、同氏に“最先端テクノロジーを駆使した「究極の没入体験」”をテーマにトーク・セッションが行われる。

そのほかにも、LINEが手掛けるスマート・スピーカー「Clova WAVE」や、アプリ登録ユーザー数が500万人を突破した音楽コラボ・アプリ「nana」など、注目のキーワードに関するトークが繰り広げられる。

そして、海外からブロックチェーンで開発する楽曲の権利のデータ・ベース化が注目される中で、アメリカからdotBlockchain MediaのCEO Benji Rogers氏が参加する。

また、イギリスから、音楽業界の権威で音楽とテクノロジーに携わる研究を行っているMusic AllyのTDMEへの参加も決定した。Managing Director・Steve Mayall氏に加えて、Market Strategy Executive・Chiara Michieletto氏が最新のフェスとブランドのインスタグラムの使い方に関するトークを実施する。

そのほか、VALU、LINE、CAMPFIRE、nana musicといった著名な企業、団体による、多岐に渡ったテーマのトーク・セッションが予定されている。詳細はオフィシャルサイトにて。

イベント情報
「TOKYO DANCE MUSIC EVENT」
日時:2017年11月30日(木)・12月1日(金)・2日(土)各日 11:00〜19:00
会場:渋谷ヒカリエ ヒカリエホールA ホールB 、渋谷周辺のクラブ(後日発表)
・カンファレンス(国際会議):ヒカリエホール ホールA/11月30日(木)・12月1日(金)/11:00〜19:00
・セッションズ(音楽制作):ヒカリエホール ホールB/11月30日(木)・12月1日(金)/11:00〜19:00
・ライブ(音楽パフォーマンス):渋谷周辺のクラブ、ライブハウス/12月1日(金)・2日(土)

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