第31回日本GD大賞、アーティスト・オブ・ザ・イヤーは嵐が3年連続&アリアナ・グランデが初受賞

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第31回日本ゴールドディスク大賞ロゴ
日本レコード協会は2月27日、「第31回日本ゴールドディスク大賞」の受賞作品・アーティストを決定した。これは、当該年度(対象期間:2016年1月1日〜12月31日)の売上実績に基づき各賞を授与するもの。

今回の受賞作品・アーティストは、60作品・アーティストとなり、この1年間に最も活躍したアーティストに授与される「アーティスト・オブ・ザ・イヤー」の邦楽部門は、嵐が3年連続5度目の受賞、洋楽部門は、アリアナ・グランデが初の受賞となった。また、「ベスト・エイジアン・アーティスト」はBIGBANGが初の受賞となった。

日本ゴールドディスク大賞
http://www.golddisc.jp/

アーティスト・オブ・ザ・イヤー(邦楽):嵐
<対象期間の売上実績>アルバム:879,140枚/シングル:2,199,436枚/音楽ビデオ:1,269,802枚
3年連続5度目の「アーティスト・オブ・ザ・イヤー」(邦楽)を受賞した嵐。今年はアルバム「Are You Happy?」で「ベスト5アルバム」(邦楽)を、「ARASHI LIVE TOUR 2015 Japonism」「ARASHI BLAST in Miyagi」の2 作品でそれぞれ「ベスト・ミュージック・ビデオ」(邦楽)を受賞し、合わせて4冠を獲得した。

受賞コメント
いつも応援していただきありがとうございます!皆さまのおかげで、栄えある賞をいただくことができました。最新アルバムのタイトルは「Are You Happy?」ですが、4月スタートの9年振りのアリーナツアー「“Japonism” Show in ARENA」や、11月からの5大ドームツアー「LIVE TOUR2016-2017 Are You Happy?」など年間を通してファンの方々を近くに感じることができた、僕たち自身がまさにHappy な1年でした。そして今年も作品やメディア、ステージを通じてたくさんのHappy をお届けできるよう頑張ります!!

アーティスト・オブ・ザ・イヤー(洋楽):アリアナ・グランデ
アリアナ・グランデ
<対象期間の売上実績> アルバム:150,120枚/音楽ビデオ:950枚/音楽配信:619,899ダウンロード
“世界がときめく超実力派歌姫”アリアナ・グランデによる、前作から約2年ぶり、世界待望の3rdアルバム「デンジャラス・ウーマン」。世界70の国と地域のiTunes で1位を獲得したこのアルバムは、オリコン週間アルバム・ランキングにて自身最高位の2位を獲得し、デビュー作以来3作連続オリコンTOP 3入りという、洋楽初の快挙だけでなく、2016年のオリコン年間アルバム・ランキング洋楽1位を獲得した。

ベスト・エイジアン・アーティスト:BIGBANG
BIGBANG
BIGBANG が「ベスト・エイジアン・アーティスト」を初受賞。「MADE SERIES」が「アルバム・オブ・ザ・イヤー」(アジア)、「ベスト3アルバム」(アジア)を受賞したほか、「BANG BANG BANG」で「ソング・オブ・ザ・イヤー・バイ・ダウンロード」(アジア)、さらに「BIGBANG WORLD TOUR 2015〜2016 [MADE] IN JAPAN」で「ベスト・ミュージック・ビデオ」を受賞し、5冠を獲得。

受賞コメント
とても意味のある賞を頂き、本当に光栄です。僕たちBIGBANG は、デビューしてから10年間さまざまな活動をしてきました。その結果がこんなに素晴らしい賞に繋がったのではないかと思います。
僕たちをここまで成長させてくれたのは全てのファンの皆さん、そして僕らの音楽を愛してくれる方々のおかげです。本当にありがとうございます。
皆さんからの大きな愛に応えられるように、これからも初心を忘れずに頑張ります。まだ足りない部分が沢山ある僕たちBIGBANGですが、これからも宜しくお願いします。

ニュー・アーティスト・オブ・ザ・イヤー(邦楽):欅坂46
欅坂46
対象期間中にデビューしたアーティストのうち、CD等の売上合計が最も多いアーティストに贈られる「ニュー・アーティスト・オブ・ザ・イヤー」(邦楽)。今年は、2016年4月6日「サイレントマジョリティー」でデビューした欅坂46が受賞した。

受賞コメント
この度は、ベスト5ニューアーティスト、ニューアーティスト・オブ・ザ・イヤーを受賞させていただき、本当にありがとうございます。
このような賞を受賞させていただき、本当に嬉しいです。
2017年も欅坂46チーム一丸となって、精一杯頑張ってまいりますので、これからも応援どうぞよろしくお願いします。(欅坂46 菅井友香、守屋茜)

アルバム・オブ・ザ・イヤー(邦楽):SMAP「SMAP 25 YEARS」
「アルバム・オブ・ザ・イヤー」は、SMAP の「SMAP 25 YEARS」が獲得した。本作は、2016年発売のアルバム作品で昨年唯一の邦楽ミリオン認定アルバムである。

ファン投票による上位50曲をCD3枚組に収めたベストアルバム。シングル曲のミュージックビデオを中心に、デビューイベント映像など秘蔵映像を盛り込んだ映像作品「Clip! Smap! コンプリートシングルス」も同時期に発売。
シングル・オブ・ザ・イヤー:AKB48「翼はいらない」
AKB48「翼はいらない」Type-A
今年の「シングル・オブ・ザ・イヤー」は、AKB48の「翼はいらない」が獲得。AKB48は、今年は「シングル・オブ・ザ・イヤー」と共に「君はメロディー」「翼はいらない」「ハイテンション」「LOVE TRIP/しあわせを分けなさい」で「ベスト5シングル」を受賞し、5冠を達成した。また、AKB48は「シングル・オブ・ザ・イヤー」で第25回から7年連続受賞となっている。

受賞コメント
センター:向井地美音
初めてセンターを務めさせて頂いたので、私自身、とても思い入れのある曲です。またAKB48 として初のフォーク調のこの曲が、幅広い年代の方に聴いていただけたことを、とても嬉しく思っています。

AKB48 グループ総監督:横山由依
いつも応援してくださっている皆さまのおかげで、7年連続でシングル・オブ・ザ・イヤーをいただけることになりました。本当にありがとうございます。これからもどうぞAKB48をよろしくお願いします。

ソング・オブ・ザ・イヤー・バイ・ダウンロード(邦楽):星野 源「恋」
星野 源「恋」
対象期間中に配信が開始された有料ダウンロード数の合計が最も多い作品(シングルトラック)に授与される「ソング・オブ・ザ・イヤー・バイ・ダウンロード」(邦楽)は、今年は星野 源「恋」が受賞した。

受賞コメント
素晴らしい賞をいただき、とても嬉しいです。9枚目のシングル「恋」のリリースは10月だったこともあり、まさか「SONG OF THE YEAR BY DOWNLOAD」をいただけるとは思っていませんでした。初めて、ドラマの出演と主題歌を同時に担当した記念すべき作品が、この年一番ダウンロードしてもらえた曲になれたことを心から嬉しく思います。チームのスタッフのみんな、ドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」関係者の皆さん、本当にありがとうございます!

特別賞:ボブ・ディラン
ボブ・ディラン
第31回日本ゴールドディスク大賞の特別賞は、ボブ・ディランが受賞した。ボブ・ディランは、2016年10⽉、ミュージシャンとして初の快挙となるノーベル文学賞を受賞し、以降、12⽉7⽇に発売した「ザ・ヴェリー・ベスト・オブ・ボブ・ディラン」をはじめ、関連商品の売り上げを大きく伸ばした。

1941年生まれ。’62年にレコード・デビューし「風に吹かれて」等のヒットにより、フォークの神様として支持を得る。やがてロックの要素を取り入れて表現の幅を拡げ、ビートルズと並ぶ影響力と人気を獲得。定型に押し込められる事を嫌い、カントリーに接近したり、映画やフェスティバル等多方面で活動し、キリスト教に傾倒する事も。80年代末から開始したツアーは現在も続行中。2016年にはノーベル文学賞に輝き、いまなお話題多き、ポピュラー音楽界の最も重要なアーティスト。

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