【プレイリスト付 エアモニ】がらり連覇 SNSで高いOA訴求効果確認/桑田 新曲再浮上で2位/VIBY 5週目でTOP3入り
2026年7月1日発表のラジオ・オンエア・チャート(集計期間:2026年6月22日~6月28日プランテック調べ)では、がらり「レンズ」が1位を獲得した。
大阪府出身シンガーソングライターが6月3日にリリースしたメジャーデビューEP「螺旋の街」より、今月多数局で月間パワープレイに選出されている同曲。前週比6%減ながら今週も大量オンエアをキープし、2週連続首位となった。
オンエア獲得ステーション数も64.5%と前週から範囲を狭め、帯放送のコーナー/番組といった決まった時間帯を中心とするオンエア獲得ながら、YouTube上のMVコメント欄では“ラジオで知った新規ファン”による書き込みが今週も大量に増加している点は特筆すべきだろう。引き続き大量オンエアによる高い訴求効果がうかがえ、求心力のある楽曲/メロディーがラジオを機に音楽ファンへと波及していった証だ。今後の動向にも注目したい。
2位は桑田 佳祐「人誑し / ひとたらし」が前週72位から急浮上した。6月24日リリースのシングルCD表題曲となる同曲。自身の冠番組内での数週にわたる先行オンエアを経て、4月3日の先行配信リリースから広い範囲でオンエアが開始されると、その翌週には当時の今年最多週間オンエア数を記録し1位を獲得。以降も大量オンエアを続け13週目のチャートインとなった今週、シングルリリース週を迎えたこともあり前週比850%のオンエア増で再浮上を果たした。
調査対象の93.5%となるステーションでのオンエア獲得(FMでは全局)は、米津 玄師「烏」(2位→4位)と同率で今週最も高いオンエアカバー率だ。また同シングルからは今週3週目のチャートインとなる「AKANE ON MY MIND~饅頭こわい」(13位→7位)、および14位に初登場した「南谷ミュージック・シティー」と、計3曲が同時チャートインするなど高い注目度がうかがえる。再来週にはアナログ盤リリースも控えることから、しばらく大量オンエアが続きそうだ。
3位はVIBY「HANAMARU」が前週5位から浮上した。全員10代の日本の5人組ボーイズグループが6月24日にリリースした1st CDシングルからの同表題曲。5月13日の配信リリースと同時に開始されたオンエアは順伸していき、5月25日~5月31日チャートで182位に初登場。6月に入るとFM NACK5、FM FUJI、FM Osaka、α-STATION、e-radio、Love FM、AIR-G’、CBCラジオなど、多数局で月間パワープレイに選出されたことで急増し翌週4位へと急浮上。チャートイン5週目およびCDリリース週をむかえた今週、前週比29%のオンエア増でTOP3入りを果たした。
調査対象の54.8%となるステーションにて決まった時間帯・放送枠を中心に獲得した大量オンエアだが、オンエア開始当初から積極的だったコメント出演は今週も複数番組で確認されている。今後さらにファンダム拡大となるか、リクエストオンエアの獲得数にも注視したい。
ブルーノ・マーズ計11曲、スパビ計9曲…etc 複数同時チャートインが相次ぐ
今週のラジオ・オンエア・チャートでは、複数曲をTOP200圏内に同時に送り込むアーティストが相次いだ。それぞれの音楽的トピックスに多くの番組が注目し、選曲を分けたことと推測される。
なかでもブルーノ・マーズ関連曲は特に目立ち、実に11曲が同時チャートインしたほどだ。来年1月に【The Romantic Tour in Japan】の開催が決定したことがその要因で、同アナウンスがあった6月23日には関連曲の総オンエア数が前日比1350%増となった。
「アイ・ジャスト・マイト」(79位→17位)を筆頭とする最新作からの曲から、「ジャスト・ザ・ウェイ・ユー・アー」(51位)や「24K・マジック」(92位)といった代表曲、そしてマーク・ロンソンとの「アップタウン・ファンク」(92位)、レディー・ガガとの「ダイ・ウィズ・ア・スマイル」(159位)といったコラボ曲や、来日公演での出演も発表されたアンダーソン・パークとのシルク・ソニック名義による「リーヴ・ザ・ドア・オープン」(176位)などが圏外から浮上した。
ヒット曲が多いだけに、自然と各番組による選曲が多岐にわたったのだろう。多くの番組が来日公演決定のニュースを伝えたことがわかる。
また、SUPER BEAVERも関連曲のオンエアが急増し、TOP200圏内に9曲が並んだ。フジテレビ系2026サッカーテーマソングとなる「クライマックス」(17位→12位)ほか、6月24日リリースのアルバム「人生」から収録曲全12曲のうち8曲がチャートイン。加えて、JFN系列番組「SCHOOL OF LOCK!」でのオンエアも影響し、インディーズ期の「美しい日」が176位に浮上した。
なお、先述の通り6月24日にニューシングルをリリースした桑田 佳祐からは、同収録の3曲に加えてサザンオールスターズ「勝手にシンドバット」(-位→115位)も浮上。6月25日がメジャーデビュー記念日とあり同デビュー曲のオンエアが急増し、関連4曲が同時にチャートインした。
一方、絶好調のM!LKからは「爆裂愛してる」(121位→62位)はじめ計4曲が、映画が引き続き大ヒット中のマイケル・ジャクソンから今週は8曲が、それぞれチャートイン。両者については、昨今の注目度を鑑みるとまだしばらくTOP200圏内に複数曲が並びそうだ。
RADIO ON AIR DATA(集計期間:2026年6月22日~6月28日)
1.レンズ / がらり
2.人誑し / ひとたらし / 桑田 佳祐
3.HANAMARU / VIBY
4.烏 / 米津 玄師
5.アイ・ニュー・イット・アイ・ニュー・ユー / テイラー・スウィフト
6.コメッツ + ゴールド / エルミーン & 藤井 風
7.AKANE ON MY MIND~饅頭こわい / 桑田 佳祐
8.パッパパラダイス feat.甲本ヒロト / 宇多田 ヒカル
9.オーバードライブ / 時速36km
10.景色 / JI BLUE
ラジオ・オンエアモニタリング(エアモニ)・ランキング
調査基準:本ランキングは調査対象局において下記条件を満たすオンエアのあった楽曲を集計。
・1曲につきワンコーラス以上、もしくは連続して60秒以上のオンエアがあること。
・BGMでないオンエアであること。
ポッドキャスト概要:
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「Musicman大学」は世界の音楽業界の最新トピックスを解説。講師は『音楽が未来を連れてくる』の著者、Musicman編集長・榎本幹朗。「Talk&Songs」は月間500組ものアーティストニュースを担当するKentaが選ぶ、今聴くべき楽曲と業界人必聴のバズった曲を解説。
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