SixTONES新Sgが首位へ/XGミニAL先行曲で2位/マカえんALリード曲が3位/フジファブ名曲がコロナ以降最も広いOAに【エアモニ】

チャート プランテック

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2023年9月6日発表のラジオ・オンエア・チャート(集計期間:2023年8月28日〜9月3日プランテック調べ)では、SixTONES「CREAK」が1位を獲得した。

メンバー・松村北斗と西畑大吾(なにわ男子)のW主演となる7月期ドラマ「ノッキンオン・ロックドドア」主題歌の同曲。8月30日のシングルリリースに加えドラマの放送開始から大きく先駆けて、7月15日放送の冠番組「SixTONESのオールナイトニッポンサタデースペシャル」(ニッポン放送ほか)で初解禁されると、週毎に少しずつオンエア波及していき前週チャート144位に初登場。そして発売週を迎えた今週、いっきに急伸し首位へと上り詰めた。

総オンエア数のおよそ6割をinterfm、Love FM、AIR-G’、FM-NIIGATAの4局が占めるなど、関東エリアを中心に特定局による局地的な大量オンエアが目立つものの、かなり早い時期にラジオ先行解禁したこと、さらには前週から積極的な番組ゲスト/コメント出演を行ってきたことから、今週は多数のリクエストオンエアが確認されていることも特筆点だ。

2位はXG「NEW DANCE」が前週15位から浮上した。9月27日にリリースする1stミニアルバム「NEW DNA」から第3弾先行曲となる同曲。8月23日のリリースと同時に開始されたオンエアは、日を追う毎に純増し前週チャートに初登場。9月に入った今週、多数局が月間パワープレイに選出していることもあり、オンエアが大きく伸長したかっこうだ。全体の80.6%のステーションおよび全FM局でのオンエアを獲得しており、上位3曲中最も広範囲でオンエアされた曲となった。

3位はマカロニえんぴつ「悲しみはバスに乗って」が前週8位から上昇した。8月30日にリリースを迎えたメジャー2ndアルバム「大人の涙」から、リードトラックとなる同曲。16日の先行配信リリースとともにオンエアが開始されると、同週8月14日〜8月20日チャートで13位に初登場。その後も順調に伸びたオンエアは今週、発売週を迎えピークに達した。各局でバランス良くオンエアを積み上げていることから、多数番組から純粋に注目されてのTOP3入りであることが窺える。リクエスト数も好調だ。

フジファブはコロナ以降最も広範囲OA、晩夏の郷愁ソングが軒並みオンエア急伸

今週のラジオ・オンエア・チャートでは、8月最終週ということもあり夏の終わりを歌った名曲群のオンエアが急伸。中でもフジファブリック「若者のすべて」は7位まで浮上した。

2007年11月にオリジナルリリースされた同曲は、2010年以降、毎年この時期にオンエアされ再チャートインを繰り返す、晩夏定番の一曲だ。リスナー人気の裏付けとなるリクエストオンエア数は今週最も多く、尚且つ、調査対象の96.8%のステーションでオンエアを獲得し今週最も広範囲で注目された曲となった。

ちなみに、同曲を夏にオンエアするステーションは毎年多数あるものの、上述の数値はコロナ禍以降の最高値であり、2020年以降、一週間で最も広くオンエアされたことになる。今年はコロナ明けで4年ぶりに戻ってきた通常の夏を多くの人が満喫したであろう。ラジオオンエアにもそれが反映されたかっこうだ。

また、他にも多数の晩夏ソングが急伸しており、上位入りしたのは下記だ。すべて夏の終わりを惜しむ郷愁が漂う曲となっている。

  • 井上 陽水&安全地帯「夏の終りのハーモニー」(75位→18位)
  • 森山 直太朗「夏の終わり」(57位→19位)
  • 山下 達郎「さよなら夏の日」(-位→29位)
  • ZONE「secret base〜君がくれたもの〜」(52位→32位)
  • 井上 陽水「少年時代」(46位→35位)
  • サザンオールスターズ「真夏の果実」(44位→38位)
  • ケツメイシ「夏の思い出」(43位→68位)

なお、9月に入ったことで(3日間の集計ながら)既に、竹内 まりや「September」31位、アース・ウィンド&ファイアー「セプテンバー」68位、RADWIMPS「セプテンバーさん」88位がチャートに再登場している。四季折々の“音楽”も楽しめるここ日本。ラジオではこれから冬にかけて特に色濃く、季節の移ろいを感じさせてくれるだろう。

RADIO ON AIR DATA

(集計期間:2023年8月28日〜9月3日)

1位「CREAK」SixTONES
2位「NEW DANCE」XG
3位「悲しみはバスに乗って」マカロニえんぴつ
4位「Workin’ Hard」藤井 風
5位「Sweet Rain」WOLF HOWL HARMONY
6位「アンセム」DOBERMAN INFINITY
7位「若者のすべて」フジファブリック
8位「ROBO」SEKAI NO OWARI
9位「CRUISIN’」IMP.
10位「Make It Out Alive」ONE OK ROCK

ラジオ・オンエアモニタリング(エアモニ)・ランキング

調査基準:本ランキングは調査対象局において下記条件を満たすオンエアのあった楽曲を集計。
・1曲につきワンコーラス以上、もしくは連続して60秒以上のオンエアがあること。
・BGMでないオンエアであること。

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