WOLF HOWL HARMONY初登場1位/THE JET BOY BANGERZが2位/ちゃんみなTOP3入り/新星ボーイズグループが激戦【エアモニ】

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2023年8月30日発表のラジオ・オンエア・チャート(集計期間:2023年8月21日〜8月27日プランテック調べ)では、WOLF HOWL HARMONY「Sweet Rain」が初登場1位を獲得した。

LDH史上最大規模となるオーディション【iCON Z 〜Dreams For Children〜】第2章発の4人組ボーカル&ラップグループが、8月23日にリリースした同デビューシングル表題曲。21日の先行配信リリースと同時に各局で開始されたオンエアは、FM/AMともに全国範囲へと広く波及していった結果、87.1%のステーションでオンエアを獲得。各局各地で毎日大量オンエアを積み上げ、新潟地区を除く全エリアを制しての圧勝となった。

各局で多数のゲスト/コメント出演が見られるなか、23日放送のJFN系列番組「SCHOOL OF LOCK!」出演時には番組内で3回のオンエアがあるなど、積極的なプロモーションを展開。これも奏功し、新曲では今週2番手となる多数リクエストオンエアを獲得したことも特筆点だろう。また、C/Wの「LOVE RED」も同じく「SCHOOL OF LOCK!」での3回オンエアを踏まえ、46位に同時チャートインするに至った。

2位はTHE JET BOY BANGERZ「Jettin’」が前週47位から急浮上した。こちらも【iCON Z 〜Dreams For Children〜】第2章発となる10人組ダンス&ボーカルグループが、8月23日にリリースしたデビューシングル表題曲。FM Osakaで8月度の月間パワープレイに選出されていることもあり、7月31日〜8月6日チャートで62位に初登場すると、翌週52位へと浮上。順調にオンエアを伸ばしていき、リリース週を迎えた今週、ウィークデー帯の定期番組/コーナー枠を中心にオンエアを積み上げた。

3位はちゃんみな「命日」が前週55位から急浮上した。ドラマ「ハヤブサ消防団」主題歌に書き下ろされ、8月10日に配信リリースされた同曲。リリースの翌々日12日より、一部のみで確認されはじめたオンエアは、14日以降徐々に伸長していき前週チャートで初登場。今週は多数のコメントゲスト出演やウィークデー帯枠でのオンエアを積み上げるなど、積極的なプロモーションにより大量オンエアを獲得。TOP3入りを果たした。

新星ボーイズグループ勢の激戦からラジオOAとセールスの影響を考察

今週のチャートでは複数の新星ボーイズグループによる激戦が繰り広げられた。上述のWOLF HOWL HARMONY、THE JET BOY BANGERZに加え、5位のKID PHENOMENON「Wheelie」もLDH史上最大規模のオーディション【iCON Z 〜Dreams For Children〜】第2章から誕生したグループだ。

7人組ダンス&ボーカルグループ、KID PHENOMENONによる8月23日リリースのデビューシングル「Wheelie」は、21日の配信リリースから大きく先行し、7月31日放送のニッポン放送「オールナイトニッポン0(ZERO)」内で初オンエアを確認。翌週にはJ-WAVE「TOKYO M.A.A.D SPIN」にて早くもゲスト出演&オンエアがあると、その翌週となる前週でもゲスト/コメント出演が複数見られたほか、文化放送のプッシュ&レコメンド曲“プラスチューン”に選ばれるなどし155位に初登場。オンエア回数では上述2組に軍配が上がるものの、ここまで丁寧なラジオプロモーションを行ってきたと言える。

そのKID PHENOMENONとTHE JET BOY BANGERZの“ラジオ先行解禁組”は、長いスパンでの地道なオンエア訴求の効果もあってか、シングルCDセールス面ではWOLF HOWL HARMONYを上回った模様であることも特筆しておきたい。

一方、今週4位に初登場したIMP.「CRUISIN’」も、元ジャニーズ事務所副社長・滝沢秀明氏が設立した、TOBE所属の7人組グループによるデビューシングルだ。8月18日の配信リリースとともに開始されたラジオオンエアは、当初少数だったものの今週いっきに急伸。38.7%のステーションと局地的ながらも東名阪のFMを主としてウィークデー帯枠でのオンエアを積み上げ、上位発進を飾っている。

各グループを見るとラジオオンエアの期間や局・番組など様々だが、オンエア回数だけでは測れず、それぞれCDセールスやサブスクでの再生数へ異なる影響をもたらしたようだ。いずれにしても、丁寧なプロモーションが良い結果が生むという原点回帰の方法論が吉となる傾向にあることが窺える。

RADIO ON AIR DATA

(集計期間:2023年8月21日〜8月27日)

1位「Sweet Rain」WOLF HOWL HARMONY
2位「Jettin’」THE JET BOY BANGERZ
3位「命日」ちゃんみな
4位「CRUISIN’」IMP.
5位「Wheelie」KID PHENOMENON
6位「Workin’ Hard」藤井 風
7位「生命体」星野 源
8位「悲しみはバスに乗って」マカロニえんぴつ
9位「自由のショート」ハク。
10位「yourself」野田 愛実

ラジオ・オンエアモニタリング(エアモニ)・ランキング

調査基準:本ランキングは調査対象局において下記条件を満たすオンエアのあった楽曲を集計。
・1曲につきワンコーラス以上、もしくは連続して60秒以上のオンエアがあること。
・BGMでないオンエアであること。

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