香取慎吾×SEVENTEEN急浮上で1位/Snow Man新曲2位/スカパラTOP3圏内死守/故ボビー・コールドウェル氏4曲イン【エアモニ】

2023年3月22日 16:49

2023年3月22日発表のラジオ・オンエア・チャート（集計期間：2023年3月13日～3月19日プランテック調べ）では、香取慎吾×SEVENTEEN「BETTING」が1位を獲得した。

年初に発表された注目のコラボレーションによる、草彅剛主演ドラマ「罠の戦争」主題歌の同曲。ドラマ第1話の放送翌日、1月17日の配信リリースとともにラジオオンエアが開始されると、同週1/16～1/22チャートで14位に初登場。その後、2週間のチャートインを経て圏外へダウンするも毎週一定数のオンエアを維持するなか、今週、突如急伸しチャートに再登場したかっこうだ。

ドラマが最終回を目前に盛り上がりを見せており、書き下ろしとなる同主題歌にも注目が集まる一方、帯番組・コーナーでの固定枠オンエアやスポットCM枠でのオンエアも多々確認されていることから、プロモーションを強化した影響も大きいだろう。FMを中心に全体の77.4％のステーションでオンエアを獲得し、チャート圏外からいっきに首位へと急浮上した。

2位はSnow Man「タペストリー」が前週56位から浮上した。メンバー・目黒蓮が主演を務める映画『わたしの幸せな結婚』主題歌で、ダブルAサイドシングルとして3月15日にリリースされた同曲。リリースから大きく先行して2月9日放送の冠番組「不二家 presents Snow Manの素のまんま」（文化放送）でフル尺解禁されると、週を追う毎にオンエアが拡大していき前週チャートに初登場。今週リリース週を迎え急浮上するに至った。

今週はJ-WAVE（「STEP ONE」）でのオンエアも確認されるなど、FM/AMともに広範囲となる80.6％のステーションでオンエアを獲得。AMチャート、関東エリアチャートではそれぞれ1位だったことも特筆したい。

3位は東京スカパラダイスオーケストラ「青い春のエチュード feat.長屋晴子（緑黄色社会）」が前週1位からダウンした。3月6日の先行配信よりさらに一週早くラジオ解禁されて以来、大量オンエアを継続している同曲。収録されたミニアルバム「JUNK or GEM」が今週リリース週を迎えたものの、オンエア数が減じているのは石原慎也（Saucy Dog）や幾田りら参加曲など他の収録曲にオンエアが割れたことも一因だろう。いずれにしても、93.5％のステーションでのオンエアを獲得しており、今週最も広く注目された曲であった。

故ボビー・コールドウェルさん、FMお馴染みの名曲4曲がチャートイン

今週もまた世界的な音楽家が一人旅立った。米シンガーソングライター、ボビー・コールドウェルさんの逝去が現地時間3月15日に明らかになった。71歳だった。ミスターAORと称されるが如く、特にFMステーションでは定期的にオンエアされる史上の名曲を多く生んだ同氏だけに、代表曲がこぞって急伸。「風のシルエット（What You Won’t Do for Love）」に至っては9位とTOP10入り、洋楽チャートでは堂々1位の注目度だった。

同曲の他にも、「ハート・オブ・マイン」（55位）、「スペシャル・トゥ・ミー」（113位）、「オープン・ユア・アイズ」（154位）と計4曲がTOP200圏内にチャートイン。また、「ステイ・ウィズ・ミー」「マイ・フレイム」「オール・オア・ナッシング・アット・オール」「カム・トゥ・ミー」、そして2015年にリリースした最後の作品でボビー・コールドウェル & ジャック・スプラッシュ＝クール・アンクル名義でのアルバム「クール・アンクル」より、「ゲーム・オーヴァー feat.メイヤー・ホーソーン」といった楽曲が、チャート圏外ながらFMを中心に多数番組でオンエアされた。

ボビー・コールドウェル氏の音楽を深夜のドライブのお供にする洋楽リスナーは多い。ラジオでも夜にオンエアされることが多いこれらの名曲は、今後も多くのドライバー達を癒し続けるだろう。

RADIO ON AIR DATA

（集計期間：2023年3月13日～3月19日）

1位「BETTING」香取慎吾×SEVENTEEN
2位「タペストリー」Snow Man
3位「青い春のエチュード feat.長屋晴子（緑黄色社会）」東京スカパラダイスオーケストラ
4位「流浪」YAJICO GIRL
5位「光」Ochunism
6位「My Plan」DURDN
7位「PRAY.」マカロニえんぴつ
8位「Paradise」NiziU
9位「風のシルエット」ボビー・コールドウェル
10位「そんなbitterな話」Vaundy
10位「春一番」にしな