ソニー音楽財団、新型コロナ対策としてクラシック音楽教育の振興活動を行う団体および若手演奏家を支援

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「ソニー音楽財団 新型コロナウイルス対策特別支援プロジェクト」プロジェクト概要図

ソニー音楽財団は、新型コロナウイルス(COVID-19)の影響を受けている、子どもたちに向けたクラシック音楽教育の振興活動を行う団体および若手演奏家を支援するため、支援総額5,000万円の「ソニー音楽財団 新型コロナウイルス対策特別支援プロジェクト」を立ち上げた。

“For the Next Generation”をテーマに、35年以上にわたり子どもたちに上質なクラシック音楽を届ける事業を展開してきたソニー音楽財団では、このプロジェクトを通して、新型コロナウイルス感染症の影響により活動が困難になってしまっている「音楽を通じた教育活動に取り組んでいる団体」への支援、そして、活動休止を余儀なくされて表現の場を失い、経済的にも困窮している「若手演奏家」への支援を行っていく。

音楽を通じた教育活動に取り組んでいる団体への支援として、1件につき最大50万円を支給し、この度のコロナ禍における活動の継続を支えることを目的とする「『ソニー音楽財団 子ども音楽基金』新型コロナウイルス被害支援」を実施する(支援額1,000万円)。この支援は昨年よりソニー音楽財団が立ち上げた「ソニー音楽財団 子ども音楽基金」をベースに、別枠の支援として設置する。

また、若手演奏家(18才〜40才を原則とする)への支援として、子ども向けのクラシック・コンサート等の中止による収入の減少を補填するために、日本国内に活動拠点を置いている若手クラシック演奏家を対象に一律10万円を支給する「子どもたちを対象に活動する若手演奏家への支援金」(支援額2,000万円)、そして、新たな表現の機会の創出のため、“Withコロナ”を見据えた新しい子ども向けのクラシック音楽コンテンツの配信企画を公募し、採用となった企画に対し、懸賞金として50万円を支払う「子ども向けクラシック音楽配信企画を通じた若手演奏家への支援」(支援額2,000万円)を実施する。

ソニー音楽財団 理事長 水野 道訓氏コメント

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)によりお亡くなりになられた方々に謹んでお悔やみ申し上げますとともに、罹患された方々の一日も早い回復を心よりお祈り申し上げます。

日本中が困難な状況に直面しており、様々な文化芸術活動が中止や延期の決断を余儀なくされているなか、当プロジェクトを通して、子どもたちへの音楽教育活動および子ども向けの音楽活動を行う若手演奏家への支援を行い、日本の将来における音楽文化振興の一助となることを願っています。

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