ICJがSpotifyと提携、日本の音楽を欧米へ配信

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モバイルインターネットサービスを提供するGNTのグループ会社で音楽配信事業を行うICJは、日本国内音楽事業者の欧米での配信をサポートする新事業を11月より開始する。

配信に当たってスウェーデンに本社を置く楽曲配信事業者Spotifyと9月に業務提携。日本国内にある大手、中堅中小の音楽事業者を取りまとめ、Spotifyの1,200万人超の会員に向け、同社のサービスを通じて楽曲を販売し、初年度10,000曲の配信を目指す。

ICJは、国内の配信サービスで提携関係にある約100社の音楽事業者が保有する、主にヨーロッパやアメリカで人気の高いビジュアル系アーティスト・アニメ・アジアのアイドルの楽曲を中心に、全て取りまとめてSpotify のサービスに提供。

サービスを利用する会員の利用料から一定の手数料を徴収した上で、ICJが原盤使用料として音楽事業者(楽曲の原盤の権利を保有している音楽レーベルなど)に料金を支払う仕組みだ。

今後は、ICJが国内のメジャー・インディーズレーベルなどの音楽事業者の新規開拓も行っていく。

ICJ/Spotify

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