ぴあ総研、「エンタテインメント白書 2009」を発売

ぴあ総合研究所株式会社は、2008年のライブ・エンタテインメント市場動向についてジャンル横断的に一覧できる「ぴあライブ・エンタテインメント白書 2009」を9月18日に発売する。

今年は、ライブ・エンタテインメント産業が発展していく上での重要なテーマとして「中国・韓国のライブ・エンタテインメント産業の現況」「景気後退がライブ・エンタテインメントに与えた影響」が特集として取りあげられている。

また、特別付録として「ジャンル別興行規模ランキング」が掲載された小冊子も製作されている。

ぴあ総研より発表された2008年のライブ・エンタテインメント5ジャンルの市場規模は、1兆1,600億円と過去最高を更新した。内訳として、映画を除く4ジャンルで前年を上回る好調な推移を示したが、動員数は対前年比1.0%減の3億4,118万人となり、1人当たり単価の上昇が市場規模を押し上げる結果となった。

2008年の音楽コンサート市場は、動員数・市場規模のいずれも前年を上回った。全体の約7.5割（市場規模ベース）を占めるポップスが、動員数で対前年比5.0％増、市場規模で対前年比6.5％増と好調だったことが、音楽市場全体を牽引した。

ポップスは、韓国アーティストのコンサートが活況で来日公演で対前年比29.6%の大幅増を示したほか、国内公演についても、アリーナクラス以上の大規模公演が盛況であったほか、2007年に一度失速したロック･フェスティバル市場も復調。

その一方で、市場規模の約2割を占めるクラシックは、来日公演の不振により動員数対前年比1.1％減、市場規模対前年比0.9％減とやや不調だった。

【エンタテインメント白書2009 出版概要】
● 誌名：『ぴあライブ・エンタテインメント白書2009』
● 発行：ぴあ総合研究所株式会社（発売：ぴあ株式会社）
● 発売日：2009年9月18日（金）
● 定価：7,000円（税込）
● 判型：A4判

▼ぴあ株式会社「ぴあライブ・エンタテインメント白書 2009」
　→ http://www.pia.co.jp/pia/release/2009/release_090909.html
 

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